2026.10.08
神戸高専「女性エンジニア養成枠」とは?女子中学生限定ラボツアーについても紹介

飛高専塾 神戸校 大橋先生
「解ける問題を、確実に得点する」ための指導さまざまな角度・分野から問題を分析し、「どうすれば限られた時間の中で、効率よく得点できるのか」を考えることが、私は大好きです。高専の入試問題には、単に知識や英語力を問うだけではなく、受験生を迷わせたり、時間を使わせたりするような問題もあります。だからこそ大切なのは、すべての問題を完璧に解こうとすることではありません。 限られた試験時間の中で、「今、解くべき問題は何か」を判断し、解ける問題を確実に得点して、目標点を取り切ること。 そのために必要となる、土台となる英語力の身につけ方から、実際の入試での時間配分・問題への向き合い方まで、具体的にお伝えしていきます。 「英語ができる」だけではなく、「入試本番で得点できる」力を身につける。 これが、私の指導で大切にしていることです。
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皆さんこんにちは!飛高専塾神戸校の大橋です。
今回は、神戸高専を志望している女子中学生や保護者の方に向けて、「女性エンジニア養成枠」について詳しく紹介します。
神戸高専では、2026年度から学科再編とともに新しい入試制度がスタートし、「女性エンジニア養成枠」が設けられました。2027年度入試でも、推薦選抜、学力選抜とは別の区分である「特色推薦選抜」の一つとして実施されます。
「どのような受験生が対象なの?」「普通の推薦入試と何が違うの?」「どんな準備をすればいい?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、女性エンジニア養成枠の特徴や受験対策に加えて、2026年11月1日(日)に開催予定の女子中学生向けイベント「ガールズ・ラボツアー」についてもご紹介します。神戸高専への進学を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
神戸高専の「女性エンジニア養成枠」とは?
神戸高専の女性エンジニア養成枠は、工学分野に関心があり、将来の技術者・エンジニアを目指す女子中学生を対象とした特色ある選抜です。神戸高専は女性エンジニア養成枠の目的について、多様な視点を持ち、新しいことに積極的に挑戦する女性エンジニアの育成と説明しています。2026年度からの学科再編と合わせて導入された制度で、2027年度も実施されます。
女性エンジニア養成枠では何が評価される?
女性エンジニア養成枠は、一般的な学力検査とは選抜方法が異なります。出願を検討する際には、出願資格や提出書類、試験内容を必ず最新の募集要項で確認しましょう。
この選抜で特に重要なのは、自分がこれまで何に関心を持ち、どのようなことに主体的に取り組んできたのかを整理しておくことです。
対象となるのは、必ずしも「工学」に直接関係する経験だけとは限りません。文化祭や体育祭、委員会活動、部活動など学校での活動や、学校外での活動も含まれます。
大切なのは「何をしたか」だけではなく、「なぜ取り組んだのか」「その経験から何を学んだのか」「その経験を今後どう生かしたいのか」まで、自分の言葉で説明できるようにすることです。
女性エンジニア養成枠では、調査書や推薦書、志願理由書をもとにした口頭試問を含む面接が選抜材料となります。2026年度の募集要項では、調査書100点、面接200点の計300点で評価されていました。募集要項の内容は年度によって変わる可能性があるため、2027年度の最新募集要項を基準に準備しましょう。
「理系が得意」だけで終わらせないことが大切
受験準備で気をつけたいのが、志望理由について、「数学が得意だから」「理科が好きだから」という理由だけで終わらせてしまうことです。
もちろん、数学や理科への興味は大切です。しかし、面接で自分の考えを伝えるためには、「好き」という気持ちをもう一歩具体的にしてみましょう。
たとえば、「ロボットが好き」なら、「ロボットのどんなところに興味があるのか」「自分でも作ってみたいのか」「ロボットを使ってどんなことをしてみたいのか」と考えてみます。
「数学が好き」なら、「問題を解くことが好きなのか」「図形や関数に興味があるのか」「数学を将来どのような分野で使ってみたいのか」と掘り下げてみるのもよいでしょう。
このように、自分の興味を具体的な経験や将来の学びにつなげることが、志願理由を考える第一歩になります。
女性エンジニア養成枠を受験する際の注意点
特色のある入試だからこそ、早めに確認しておきたいことがあります。
まず、女性エンジニア養成枠は「女子であれば誰でも簡単に受験できる推薦」という意味ではありません。学校からの推薦や一定以上の内申点など、出願資格を満たす必要があります。また、志望理由書に基づいて面接が行われるため、自分自身の考えについて説明できるよう、早い段階から準備しておくことをおすすめします。
2027年度の神戸高専では、特色推薦の試験が2026年12月19日(土)に予定されています。推薦選抜や学力選抜とは試験時期も選抜方法も異なるため、「どの選抜を受験し、どのように準備していくのか」を保護者の方や中学校の先生方とも相談しながら、事前に確認しておきましょう。
志願理由書と面接は別々ではなく一つにつなげよう
志願理由書を書くときにありがちなのが、立派な文章を作ろうとしすぎることです。
しかし、重要なのは難しい言葉を使うことではありません。自分自身の経験を振り返り、「このような経験をしました。その中でこう感じました。だから神戸高専でこんなことを学びたいです」という流れを作ることです。
そして、志願理由書に書いた内容は、面接でも自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
面接練習では、回答を丸暗記するのではなく、キーワードを覚えて話す練習がおすすめです。丸暗記してしまうと、質問の聞き方が少し変わっただけで答えにくくなることがあります。
「神戸高専で何を学びたいですか?」「なぜエンジニアに興味がありますか?」「中学校で主体的に取り組んだことは何ですか?」といった質問について、自分の具体的な経験をもとに答えられるように準備しておきましょう。
学力対策も忘れずに進めよう
女性エンジニア養成枠に学力試験は課されませんが、入学後を見据えて、神戸高専で学ぶための基礎学力を身につけることは大切です。また学力選抜を受験する場合に備えるためにも、学力対策を怠らないことが重要です。
なお、神戸高専の学力検査はマークシート形式で実施され、記述式の問題は出題されません。したがって、学力検査対策では記述答案を作る練習を中心にするのではなく、問題文を正確に読み、選択肢の中から正解を判断する力を鍛えることが重要です。
過去問を使う際も、「正解したかどうか」だけでなく、「なぜその選択肢を選んだのか」「他の選択肢はなぜ違うのか」を確認すると、知識がより定着しやすくなります。
11月1日開催!女子中学生限定「ガールズ・ラボツアー」に参加してみよう
神戸高専を志望する女子中学生の皆さんに、ぜひチェックしてほしいイベントがあります。
それが、2026年11月1日(日)に神戸高専で開催される「高専見学ツアー&座談会」です。神戸高専公式サイトでは、Girls Meet STEMプログラム「高専祭で『未来の私』を発見!神戸高専ガールズ・ラボツアー」として案内されています。
中学1年生から中学3年生までの女性が対象で、会場は神戸高専です。応募締切は2026年10月18日(日)23:59と案内されています。参加を検討している方は、必ず最新の公式案内で詳細や申込方法を確認してください。
11月1日は神戸高専祭の開催日でもあります。神戸高専祭では、各学科の専門知識を生かした学科展示やステージイベント、模擬店などが予定されています。学校の普段の様子や学生たちの活動を知る機会としても活用できそうです。
学校選びでは「実際に見る」ことを大切にしよう
学校のホームページやパンフレットを見て、「面白そう」「ここで学んでみたい」と思うことはもちろん大切です。しかし、実際に学校を訪れてみると、写真や文章だけでは分からないことにも気づけます。
「学生はどんな雰囲気なのか」「実験や実習はどのように行われているのか」「自分が興味を持っている分野を学べそうか」など、現地で確認したいことをあらかじめ考えておきましょう。
特に、女性エンジニア養成枠を検討している人にとって、実際に神戸高専で学んでいる学生の話を聞くことは、自分の進路を考えるきっかけになりえます。
参加する前に「神戸高専について気になっていること、知りたいこと」をあらかじめメモしておくと、見学をより有意義なものにできます。
イベントで感じたことを志望理由につなげよう
ガールズ・ラボツアーに参加したら、「楽しかった」で終わらせないこともポイントです。
帰宅後に、「印象に残ったこと」「初めて知ったこと」「自分もやってみたいと思ったこと」をノートに書いてみましょう。
たとえば、「実際に学生がロボットを作っている姿を見て、自分もものづくりをしてみたいと思った」「工学には機械だけでなく、情報や化学、都市などさまざまな分野があると分かった」といった志望理由に繋がる気付きが出てくるかもしれません。
こうした経験は、今後の学校選びを考えるうえで役立つだけでなく、自分がどのようなことに興味を持っているのかを整理する材料になります。
「自分はなぜ神戸高専に行きたいのか」という問いに対して、実際の体験をもとに考えられるようになることが、受験準備において大きな意味を持ちます。
女性エンジニア養成枠に向けて今からできる自己分析
女性エンジニア養成枠を考えているなら、まずは「自分について知ること」から始めてみましょう。
これまでの中学校生活を振り返り、頑張ったこと、興味を持ったこと、工夫したこと、失敗から学んだことを書き出してみてください。
特別な資格や大会実績がなくても構いません。大切なのは、自分がどのように考え、どのように行動したのかを具体的に説明できることです。
そのうえで神戸高専の学科や教育内容を調べ、「自分の興味と神戸高専での学びがどうつながるのか」を考えていきましょう。
「興味があること」を具体的な経験に変えていこう
「エンジニアになりたい」という気持ちがあるなら、そのきっかけを探してみましょう。
テレビや動画で見たロボットがきっかけだったかもしれません。授業で電気や化学を学んだことがきっかけかもしれません。ゲームやアプリを使っているうちに「自分でも作ってみたい」と思った経験がある人もいるでしょう。
そのきっかけをそのままにせず、実際に調べたり、作ったり、イベントに参加したりすることで、自分の興味は少しずつ具体的になっていきます。
そして、11月1日のガールズ・ラボツアーも、その一つの機会として活用できます。
まとめ
神戸高専の女性エンジニア養成枠は、工学分野に興味を持ち、将来の技術者・エンジニアを目指す女子中学生向けに設けられた、特色ある選抜です。
ただし、出願するには内申点など一定の出願資格を満たす必要があります。また、出願の際に提出する志望理由書をもとに面接が行われます。これまでの経験を振り返り、自分が何に興味を持っているのか、神戸高専で何を学びたいのかを少しずつ整理し、自分の言葉で語れるようにしましょう。
そして、2026年11月1日(日)には女子中学生向けの「ガールズ・ラボツアー」が開催予定です。実際の学校や学生の様子を知ることで、「神戸高専で学びたい」という気持ちがより具体的になるかもしれません。
神戸高専を志望している方は、まず学校を知ること、そして自分自身を知ることから始めてみましょう。女性エンジニア養成枠で受験する場合も、学力選抜を受験する場合も、早めに情報を集め、自分に合った受験準備を進めていくことが大切です。
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