2026.10.02
高専受験の勉強はいつから始める?学年別ロードマップを紹介

飛高専塾 広島本校 吉川先生
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みなさんこんにちは飛高専塾広島校です「高専を受験したいけど、勉強はいつから始めればいいの?」
これは、飛高専塾に寄せられるご相談の中でも特に多い質問のひとつです。
結論からお伝えすると、高専受験の準備は「早く始めるほど有利」です。とはいえ、中1から受験勉強ばかりする必要はありません。大切なのは、学年ごとに「今やるべきこと」をはっきりさせることです。
この記事では、高専受験に向けた勉強を学年別のロードマップとしてご紹介します。お子さまの今の学年に合わせて、ぜひ参考にしてください。
目次
そもそも高専入試はどんな試験?
学年別のロードマップに入る前に、高専入試の特徴を簡単に押さえておきましょう。
- 推薦選抜と学力選抜がある:推薦選抜は1月ごろ、学力選抜は2月ごろに行われるのが一般的です。
- 学力検査は5教科:国語・数学・英語・理科・社会の5教科で、マークシート方式が中心です。
- 数学・理科が重視されやすい:学校によっては数学や理科の配点を高くする「傾斜配点」が採用されています。
- 調査書(内申点)も合否に関わる:学力検査の点数だけでなく、中学校での成績も評価の対象になります。
つまり高専入試は、「当日の学力」と「中学3年間(または2年間)の積み重ね」の両方が問われる試験なのです。だからこそ、早い段階からの準備が効いてきます。
※選抜方法や配点、内申点の対象学年は高専ごとに異なります。必ず志望校の最新の募集要項をご確認ください。
【中学1年生】土台づくりの1年
中1は、高専受験に向けた「基礎体力」をつける時期です。この時期に本格的な受験対策をする必要はありませんが、次のことを意識しておくと、あとで大きな差になります。
やるべきこと
- 学校の授業を確実に理解する:正負の数、文字式、方程式など、数学の基本はすべてここから始まります。
- 定期テストで高得点を狙う:志望校によっては中1の成績も調査書に含まれます。
- 毎日の学習習慣をつくる:短時間でもいいので、机に向かう習慣を定着させましょう。
- 高専について知る:オープンキャンパスや学校説明会に参加して、高専のイメージをつかんでおくとモチベーションにつながります。
中1でつまずいた単元は、中2・中3でさらに大きな壁になります。わからないところは、その場で解決しておくことが何より大切です。
【中学2年生】差がつき始める1年
中2は、高専受験の合否を左右する「勝負の前半戦」です。学習内容が一気に難しくなり、成績に差がつき始めます。
やるべきこと
- 数学・理科を得意科目にする:連立方程式、一次関数、図形の証明、電流、化学変化など、高専入試で頻出の単元が多く登場します。
- 内申点を意識する:多くの高専で中2の成績が調査書に含まれます。定期テストと提出物を大切にしましょう。
- 中1の復習を並行して行う:苦手単元をこの時期までに解消しておくと、中3の負担がぐっと軽くなります。
- 高専の過去問に一度触れてみる:解けなくても大丈夫です。「どんな問題が出るのか」を知るだけで、日々の勉強の意識が変わります。
中2の冬〜春休みは、受験勉強を本格的にスタートさせる絶好のタイミングです。中3になる前に「受験生モード」に切り替えられるかどうかが、合格への大きな分かれ道になります。
【中学3年生】合格をつかみ取る1年
中3は、いよいよ受験本番の年です。時期ごとにやるべきことを整理しておきましょう。
4月〜7月:基礎の総仕上げ
- 中1・中2の内容を5教科すべて総復習する
- 中3の新しい単元(二次方程式、関数y=ax²、相似など)を確実に理解する
- 1学期の定期テストで内申点をしっかり確保する
8月(夏休み):苦手克服の最大のチャンス
- まとまった時間を使って、苦手単元を集中的に克服する
- 高専の過去問に本格的に取り組み、出題傾向をつかむ
- オープンキャンパスに参加し、志望校を具体的に決める
夏休みの過ごし方で、秋以降の伸びが大きく変わります。「量」と「質」の両方を意識した学習計画を立てましょう。
9月〜12月:実戦力を磨く
- 過去問・予想問題を時間を計って解き、得点力を高める
- 模擬試験を受けて、現在の実力と志望校との距離を確認する
- 間違えた問題の解き直しを徹底する
- 推薦選抜を考えている場合は、面接や作文の準備も進める
1月〜2月:本番に向けた最終調整
- 新しい問題集には手を出さず、これまでの総復習に集中する
- 本番と同じ時間帯に過去問を解き、試験のリズムに体を慣らす
- 体調管理を最優先にし、万全の状態で本番を迎える
学年別ロードマップのまとめ
ここまでの内容を、ひと目でわかるロードマップにまとめました。
中3の時期別スケジュール
| 時期 | テーマ | やるべきこと |
|---|---|---|
| 4〜7月 | 基礎の総仕上げ | 中1・中2の総復習、1学期の内申点確保 |
| 8月 | 苦手克服 | 苦手単元の集中対策、過去問で傾向把握 |
| 9〜12月 | 実戦力を磨く | 時間を計った演習、模試、解き直し |
| 1〜2月 | 最終調整 | 総復習、本番リズムの確認、体調管理 |
「もう中3だけど間に合う?」という方へ
「中3になってから高専を目指し始めた」という方も、決してあきらめる必要はありません。高専入試は出題傾向がはっきりしているため、正しい戦略で対策すれば短期間でも得点を伸ばすことができます。
大切なのは、限られた時間の中で「何を優先するか」を見極めることです。自己流で手当たり次第に勉強するよりも、高専入試を知り尽くしたプロの力を借りるのが合格への近道です。
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