2026.9.28
【国立高専紹介】津山高専の学科や偏差値、最新受験情報!!

飛高専塾 広島本校 吉川先生
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今回は岡山県津山市にある津山工業高等専門学校(津山高専)について、2025年度入試を考えている受験生と保護者の方向けに、最新情報をお届けします。
津山高専は、中国地方の中でも高い就職率・進学実績を誇り、地元だけでなく全国から受験生が集まる人気の国立高専です。この記事では、津山高専の学校紹介、卒業後の進路、さらに受験の最新情報を紹介します。ぜひご覧ください。
津山高専とは?学校の特徴と基本情報

津山高専は1963年に開校し、岡山県北部の津山市に位置する国立工業高等専門学校です。自然豊かな環境に囲まれながらも、市街地や交通アクセスにも恵まれ、落ち着いた学習環境を確保できます。
津山高専は「実践的技術者の育成」を理念に掲げ、実践的な教育を行っています。津山高専は「単一学科・複数系制」で第1年次は「総合理工学科」の混合学級となり、第2年次より複数の系に分かれ専門科目を勉強する制度になっています。
さらに地元企業との共同研究や、ロボットコンテスト・プログラミングコンテストなど課外活動も活発で、学びを実社会に活かせる場が豊富です。
寮も完備されており、岡山県外からの入学者も多く、全国から仲間が集まる環境で切磋琢磨できます。
津山高専は第2年次より先進科学系、機械システム系、電気電子システム系、情報システム系の専門系へと配属されます。それぞれの専門系での勉強内容や特徴について紹介します。
系の特徴と勉強内容
先進科学系
先進科学系は、数学、物理科学、化学、生命科学を中心とする理学とその応用を支える基礎工学について幅広く学習します。高学年になると数学・物理を中心に勉強する数学・物理プログラムと化学・生物を中心に学習する物質・生命プログラムに分かれます。
機械システム系
機械設計、材料力学、加工技術、ロボット工学など、ものづくりの基礎と応用を学びます。実習では3D-CADや各種工作機械を活用します。高学年になると機械設計プログラムとロボティクスプログラムに分かれさらに細かい専門科目を学習します。
情報システム系
プログラミングやネットワーク通信に関わるシステム設計・構築・保守について学習します。高学年になるとネットワークについて詳しく学習するネットワークプログラムとICT機器との融合を学習するICTプログラムに分かれ学習します。
電気電子システム系
電気について電気の生成(発電)から電気の利用(モーターや制御機器)に関して幅広く学習します。卒業後は電力・電気電子産業をはじめ、情報・医療・福祉など幅広い進路選択が可能です。
津山高専卒業後の進路
津山高専の卒業生は、大学の3年次編入試験を受験できます。編入先としては岡山大学、広島大学、鳥取大学など地元の国公立大が多いですが、成績優秀者は大阪大学、神戸大学、東京工業大学、豊橋技術科学大学など全国の難関校へ進学しています。
高専からの大学編入は、一般入試よりも枠が少なく倍率もありますが、専門的な知識と実習経験を持った高専生は大学からも高く評価されます。
就職希望者にとっても津山高専は非常に有利です。卒業までに培った専門スキルは即戦力として評価され、求人倍率は10倍を超えることも珍しくありません。
主な就職先としては、三菱自動車工業(水島製作所)、三菱電機、川崎重工業、JFEスチール、中国電力、大成建設、地元建設会社や製造業などがあります。
地元に残る学生もいれば、関西・中部・関東の企業に就職する学生も多く、進路の幅が広いのが特徴です。
津山高専の受験生におすすめの併願校
津山高専の受験生が併願先として選ぶことの多い学校が、地元の県立や市立の工業高校や進学校です。これらの学校は、実践的な技術教育を重視しており、高専と同様に「ものづくり」に興味のある生徒に適しています。
津山高専受験者お勧め併願校
| 学校名 | 所在地 | 特徴 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 津山高等学校 | 津山氏 | 豊富な進学実績 | 60 |
| 津山工業高校 | 津山氏 | 工業高校 | 48 |
| 山陽学園高校 | 岡山市 | 中高一貫校 | 41-60 |
●岡山県立津山高等学校(進学校)
津山高等学校は、岡山県北部屈指の進学校で、国公立大学への進学実績も高いです。特に理数系教育に力を入れており、理系大学を目指す生徒にとっては津山高専との併願先として最適です。
津山高専不合格の場合にも、理系科目を中心とした進学環境を確保できる安心感があります。
●岡山県立津山工業高等学校(工業高校)
津山工業高校は、機械科、電気科、情報科、建築科など幅広い工業系学科を持つ県立高校です。高専と同様、実習を通して専門的な知識と技術を身につけられるため、就職にも強いです。津山高専不合格の場合でも、工業分野の学びを継続できます。
●山陽学園高校
岡山市にある中高一貫校で、理系教育や部活動にも力を入れています。私立ならではの進路サポートが手厚く、内部推薦や指定校推薦を利用した大学進学も可能です。地元から関西圏まで進路を広げられる点も魅力です。
併願校を選ぶときに気をつけたい3つのポイント
・試験日が津山高専の入試と重ならないか確認する
高専の入試は例年2月上旬に行われるため、その前後の日程で試験がある高校を選びましょう。
・入試形式の違いに注意する
高専はマークシート式、併願校は記述式であることが多いため、それぞれの形式に合わせた学習が必要です。
・合格後の進路をしっかり考える
「もし、津山高専に不合格だった場合、併願校で納得のいく高校生活を送れるか?」という視点も大切です。自分に合った校風や学びの内容も含めて選びましょう。
入試情報(令和9年度)
ここまで、津山高専について紹介してきましたが、実際に入学してみたいと思っていただけましたか。
ここからは、津山高専の入試について紹介します。入試が近づいてきたら募集要項の確認もしっかりと行いましょう。
募集人数
津山高専では、令和9年度からも総合理工学科として160名の募集を行います。
◇総合理工学科:160名
その内訳は、
◇推薦による選抜:96名
◇学力検査による選抜:64名
なお、募集人員160名には、帰国生徒特別選抜によって入学する若干名も含まれています。津山高専では、入学後に総合理工学科で学び、1年間の学習を行った後、本人の希望や1年次の学業成績などをもとに系が決定されます。
津山高専の総合理工学科には、先進科学系、機械システム系、電気電子システム系、情報システム系の4つの系があります。入学時点で専門分野を完全に決めるのではなく、1年次に幅広い工学分野を学んだうえで、その後の専門分野を選択できることが津山高専の特徴の一つです。
アドミッションポリシー
津山高専では、教育理念として「自律・創造・共生」を掲げています。
高専での学習では、先生から教えてもらったことを覚えるだけではなく、自分で考え、課題を見つけ、解決していく力が求められます。そのため、津山高専では、工学や科学技術に関心を持ち、自ら学ぼうとする姿勢を持った学生が求められています。
また、専門分野の学習では、周囲の人と協力しながら課題に取り組む場面も多くあります。そのため、自分の考えを持ちながら、他者の意見にも耳を傾けて協力できることも大切です。
津山高専を目指す受験生は、入試問題を解くための学力だけでなく、「なぜ高専で学びたいのか」「どのような分野に興味があるのか」についても、早い段階から考えておくとよいでしょう。
選抜方法
1.推薦による選抜
津山高専の令和9年度推薦による選抜は、令和9年1月13日(水)に実施されます。
WEB出願エントリー期間は令和8年12月4日(金)から令和9年1月4日(月)まで、出願書類の受付期間は令和8年12月22日(火)から令和9年1月4日(月)までです。推薦による選抜の合格内定者は令和9年1月20日(水)に発表され、正式な合格発表は令和9年2月26日(金)となっています。
推薦による選抜では、調査書などの出願書類に加えて、面接などを含めて総合的に選抜されます。
推薦選抜を考えている場合は、入試直前だけ頑張るのではなく、普段の学校生活からしっかりと学習に取り組むことが大切です。また、面接では「なぜ津山高専を志望するのか」「高専で何を学びたいのか」などを自分の言葉で説明できるように準備しておきましょう。
推薦選抜の具体的な出願資格や評価方法については、令和9年度学生募集要項に記載されている内容を必ず確認してください。津山高専では令和9年度の学生募集要項を公式サイトで公開しています。
2.学力検査による選抜
津山高専の令和9年度学力検査による選抜は、令和9年2月14日(日)に実施されます。
学力検査による選抜の募集人員は64名です。WEB出願エントリー期間は令和9年1月8日(金)から1月28日(木)まで、出願書類の受付期間は1月22日(金)から1月28日(木)までとなっています。合格発表は令和9年2月26日(金)です。
津山高専の学力検査では、国立高専の入試として、理科・英語・数学・国語・社会の5教科を受験します。
そして、津山高専の学力検査はマークシート形式で実施され、記述式の問題は出題されません。津山高専の公式入試ページでも、学力検査に関する案内とともに、マークシートの塗りつぶし方法が案内されています。
そのため、津山高専を目指す場合は、記述式の答案を書く練習を中心にするのではなく、問題文を正確に読み、必要な計算や判断を行い、限られた時間の中で正しい選択肢を選ぶ力を身につけることが重要です。
特に数学や理科では、途中の考え方を答案に長く書くのではなく、問題を見たときに「何を使って解くのか」を素早く判断し、正確に答えを導く練習が効果的です。過去問に取り組む際も、単に正解・不正解を見るだけではなく、「なぜ時間がかかったのか」「どの知識が不足していたのか」を確認していきましょう。
●募集学科:総合理工学科
●募集人員:160名
●推薦による選抜:96名
●学力検査による選抜:64名
●試験科目:理科・英語・数学・国語・社会
●解答方式:マークシート方式
●推薦選抜実施日:令和9年1月13日(水)
●学力検査実施日:令和9年2月14日(日)
●合格発表:令和9年2月26日(金)
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