2026.9.29
【国立高専紹介】阿南高専の学科や偏差値、最新受験情報!!

飛高専塾 広島本校 吉川先生
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皆さんこんにちは!飛高専塾の吉川(ヨッシー先生)です。!
今回は、徳島県にある阿南工業高等専門学校(通称:阿南高専)について、2025年度入試に向けた最新情報をお届けします。
阿南高専は、四国を代表する国立高専のひとつで、地元徳島県はもちろん、香川・高知・愛媛といった近県からも多くの優秀な生徒が集まる学校です。この記事では、阿南高専の基本情報、進路の特徴、そして最新の入試情報をご紹介します。高専進学を検討されているご家庭の皆さま、ぜひご覧ください。
阿南高専とは?学校の紹介と基本情報
阿南工業高等専門学校(阿南高専)は、1963年に開校した国立の工業高等専門学校で、徳島県阿南市にあります。海の見える自然豊かなロケーションにキャンパスが広がっており、落ち着いた環境で勉学に集中できるのが特徴です。
阿南高専は、四国地方で唯一、機械から建築まで多分野の工学教育を網羅する高専として、地域の技術者育成に大きな役割を果たしています。また、寮も完備されているため、徳島県内だけでなく香川・高知・愛媛・兵庫・和歌山などからの入学者も多く、広域から通える点も魅力です。
学科紹介と勉強内容
阿南高専では単一学科、複数コース制をとっており、入学から1年次までは、専門コースを決めない混合学級となっています。2年次より機械コース、電気コース、情報コース、建築コース、化学コースの5つのコースに分かれ専門科目を学習していきます。
機械コース
エンジンやロボット、機械設計、材料力学など、ものづくりの基礎から応用までを学びます。3D-CADや旋盤・フライス盤などを活用した実習が充実しています。
電気コース
センサー、ロボット制御、マイコン、組み込みシステムなど、電気と機械をつなぐ学びが中心。近年では自動運転やドローン制御など先端技術にも力を入れています。
情報コース
プログラミング、情報通信など、情報技術を学べる学科です。IoTやAIの初歩にも触れられ、時代に即した学びが可能です。
建設コース
土木・建築・都市計画・環境などを横断的に学べる学科で、インフラ整備や地域づくりに関心のある生徒に人気です。
化学コース
化学コースでは、物質を原子・分子レベルでどのような状態、どんな現象が起きているかを「解析」原子や分子から新たな素材の「合成」を行うため、基礎的な化学知識を土台に、専門科目や実験操作技術を習得していきます。
阿南高専卒業後の進路
大学編入学で国公立の難関大学へ進学可能
阿南高専では、卒業後に大学の3年次に編入学できる制度を活用する生徒が多く、例年、難関国公立大学への進学実績があります。特に、徳島大学、香川大学、愛媛大学、高知大学、広島大学などの地元・近隣の国立大学への編入が多いのが特徴です。
さらに、成績上位者は九州大学、大阪大学、岡山大学、豊橋技術科学大学、東京農工大学、電気通信大学への進学が多いです。
高校からの一般入試とは異なり、殆ど高専生だけが対象となる「編入試験」で受験できるため、高専生は有利な立場で国立大学に進学可能です。
就職希望者にも強い!四国・関西の大手企業へ多数内定
進学者が多い一方で、就職希望者の就職率も毎年ほぼ100%を達成しています。阿南高専の学生は、5年間の専門教育と実習経験により、即戦力として企業から高く評価されており、大手企業からの求人も多数あります。
主な就職先としては四国電力、日亜化学工業(徳島)、川崎重工業、三菱電機、ダイキン工業、本田技研工業、大成建設、地元建設会社・設計事務所などがあります。
阿南高専の受験生におすすめの併願校
高専の受験生が併願先として選ぶことの
多い学校が、地元の県立や市立の工業高校や進学校です。これらの学校は、実践的な技術教育を重視しており、高専と同様に「ものづくり」に興味のある生徒に適しています。
阿南高専受験者お勧め併願校
| 学校名 | 所在地 | 特徴 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 城東高校 | 徳島市 | 進学強い高校 | 61 |
| 徳島科学技術高等学校 | 徳島市 | 工業高校 | 50 |
| 脇町高校 | 美馬市 | SSH指定校 | 61 |
●徳島県立城東高等学校(公立・進学校)
城東高校は徳島市にある進学校で、難関大学への進学を目指す生徒に人気の公立高校です。理数系教育が充実しており、阿南高専志望者の併願先としてもよく選ばれています。阿南高専に不合格でも、進学路線で目指せる高校として心強い存在です。
●徳島県立徳島科学技術高等学校(工業・理系専門高校)
徳島市内にある県立の工業高校で、機械、電気、建築、情報など複数の学科があります。阿南高専と同様の分野を実習中心に学べるため、併願校として非常に相性が良く、実力を伸ばしやすい学校です。
●徳島県立脇町高等学校(公立・進学校)
脇町高校は2年次より文系と理系に分かれます。文部科学省のSSH(Super Science High school)に指定され、大学進学に向け、理系科目に重点を置かれたカリキュラムになっています。
併願校を選ぶときに気をつけたい4つのポイント
・試験日が阿南高専の入試と重ならないか確認する
高専の入試は例年2月上旬に行われるため、その前後の日程で試験がある高校を選びましょう。
・入試形式の違いに注意する
高専はマークシート式、併願校は記述式であることが多いため、それぞれの形式に合わせた学習が必要です。
・合格後の進路をしっかり考える
「もし、阿南高専に不合格だった場合、併願校で納得のいく高校生活を送れるか?」という視点も大切です。自分に合った校風や学びの内容も含めて選びましょう。
・試験慣れをする
試験中、望校の受験はとても緊張すると思います。試験慣れをするために私立高校などで事前に試験を受けておくと良いでしょう。その際は自分の学力からワンランク下げたところを受験すると良いです。
入試情報(令和9年度)
ここまで、阿南高専について紹介してきましたが、実際に入学してみたいと思っていただけましたか。
ここからは、阿南高専の入試について紹介します。入試が近づいてきたら募集要項の確認もしっかりと行いましょう。
募集人数
阿南高専では、創造技術工学科の中に、機械・電気・情報・建設・化学の5つの専門コースが設置されています。
◇機械コース:36名(うち優先配属枠18名)
◇電気コース:36名(うち優先配属枠18名)
◇情報コース:38名(うち優先配属枠19名)
◇建設コース:24名(うち優先配属枠12名)
◇化学コース:26名(うち優先配属枠13名)
各コースの優先配属枠に加えて、学科共通枠として20名が設定されています。
推薦による選抜の募集人数は100名、学力による選抜の募集人数は60名で、合計160名です。推薦による選抜では、優先配属枠で合格した場合、2年次進級時に本人が希望すれば、出願時に志望した専門コースへ優先的に配属されます。一方、学科共通枠で合格した場合や学力による選抜で入学した場合は、1年次の学業成績と本人の希望をもとに、2年次の専門コースが決定されます。(turn2view0)
アドミッションポリシー
阿南高専では、専門知識を社会で実践的に活用できるエンジニアの育成を目指し、次のような素養を持つ学生を求めています。
1.エンジニアになるための責任感と倫理観を持っている人
2.知識・技能を身につけ、問題を解決する能力を持っている人
3.豊かなコミュニケーション能力を持っている人
4.主体性を持って多様な人々と協働し、学習する能力を持っている人
阿南高専では、専門的な知識や技術を身につけるだけでなく、それを社会の中で活用する力も大切にしています。そのため、入試に向けた学習では、数学や理科などの教科の知識を身につけることはもちろん、自分で考えて行動する力や、周囲の人と協力して課題に取り組む姿勢も大切になります。
選抜方法
1.一般推薦による推薦選抜(全学科)
阿南高専の令和9年度推薦選抜では、学校長から推薦を受け、所定の出願資格を満たすことが必要です。
推薦選抜の出願資格には、将来技術者になろうという意志が極めて強く、その適性を備えていること、人物が優れていること、合格した場合に必ず入学することなどが含まれています。
また、学業成績については、中学校第2学年と第3学年の5教科について、数学・理科を重点的に評価する計算方法が採用されています。具体的には、第2学年の数学・理科を2倍、第3学年の数学・理科を3倍して合計し、その値が60点以上であることが出願資格の一つとなっています。
●実施内容:調査書・面接の総合判定
推薦選抜では、調査書と面接を総合して選抜されます。また、調査書の評価では、数学・理科に比重が置かれています。
●実施日:令和9年1月17日(日)
●追試験:令和9年1月24日(日)
●合格発表:令和9年1月28日(木)10時
なお、推薦選抜では面接が実施されます。令和9年度は午前の部と午後の部に分かれて実施される予定です。
2.学力による選抜(全学科)
阿南高専の令和9年度学力選抜では、理科・英語・数学・国語・社会の5教科が出題されます。
教科ごとの配点には特徴があり、数学と理科はそれぞれ200点、英語・国語・社会はそれぞれ100点です。そのため、学力検査は合計700点満点となります。
さらに、調査書の評価は660点満点で、3年生の評定と数学・理科の評定に比重を置いて評価されます。したがって、学力検査700点と調査書660点を合わせた総合計は1,360点です。
●試験科目:理科・英語・数学・国語・社会
●配点:理科200点・数学200点・英語100点・国語100点・社会100点
●学力検査:700点満点
●調査書:660点満点
●総合計:1,360点
●解答方式:マークシート方式
●実施日:令和9年2月14日(日)
●追試験:令和9年2月21日(日)
●合格発表:令和9年2月18日(木)10時
●追試験合格発表:令和9年2月25日(木)10時
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