2026.10.06
【国立高専紹介】新居浜高専の学科や偏差値、最新受験情報!!

飛高専塾 広島本校 吉川先生
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今回は、愛媛県新居浜市にある 新居浜工業高等専門学校(新居浜高専) について、2025年度入試を目指す中学生と保護者の方向けに、最新の情報をお届けします。
新居浜高専は、四国地方を代表する国立高専の一つで、工業都市として発展してきた新居浜市に根差し、これまで数多くの技術者を輩出してきました。大学進学・就職どちらにも強く、全国の高専の中でも実績の豊富な学校です。
この記事では、新居浜高専の特徴、卒業後の進路、さらに受験生におすすめの情報について詳しく紹介します。
新居浜高専とは?学校の特徴と基本情報
新居浜高専は1962年に設立され、四国の産業界と密接に結びつきながら、教育を行ってきました。特に新居浜市は住友グループの企業城下町として栄えた歴史があり、電気・化学・機械分野の産業基盤が強固です。そのため、高専と地域企業の連携も活発で、実習や共同研究、インターンシップの機会が豊富にあります。
校風としては「自主・自立」を大切にし、1年生のうちから専門科目を学び、実験や設計実習を通して「考える力・手を動かす力」を養います。
また、ロボットコンテストやプログラミング競技大会、化学実験コンテストなどに積極的に参加できる環境が整っており、勉強だけでなく課外活動でも大きく成長できる学校です。
学科の特徴と勉強内容
新居浜高専には、機械工学科、電気情報工学科、電子制御工学科、生物応用化学科、環境材料工学科の5つの学科があります。それぞれの特徴について紹介していきます。
機械工学科
機械設計、制御、エネルギー分野などを幅広く学びます。実習機材が豊富で、ものづくりに興味のある学生に最適です。
電気情報工学科
電気回路、電子制御、プログラミングを総合的に学びます。電気主任技術者など資格取得を目指す生徒も多く、就職にも有利です。
電子制御工学科
ロボットや自動化システム、センサー制御などを専門に学びます。製造業や自動車産業での活躍が期待される学科です。
生物応用化学科
化学実験、化学プラント、環境エネルギー分野を学びます。住友化学など地元企業との結びつきも強く、将来性のある分野です。
環境材工学科
環境の側面から材料について学習する学科です。建造物や材料関係に興味がある生徒にお勧めの学科です。
このように、実践的かつ最先端の分野を学べることが新居浜高専の大きな魅力です。
新居浜高専卒業後の進路
新居浜高専を卒業すると、全国の大学3年次への編入が可能です。四国内では愛媛大学、徳島大学、高知工科大学などへの進学が多く、関西方面では神戸大学、大阪大学などの難関大への編入実績もあります。
また、高専生専用の進学ルートとして有名な 豊橋技術科学大学 や 長岡技術科学大学 に進む学生も多いです。これらの大学は高専からの編入を前提にしており、スムーズに高度な研究に取り組むことができます。さらに、その後大学院進学を経て、研究者やエンジニアとして活躍する卒業生も少なくありません。
就職希望者にとっても、新居浜高専は非常に有利です。就職率は毎年ほぼ100%で、全国の大手メーカーから地元企業まで、多彩な求人が寄せられます。
主な就職先としては、住友化学、住友重機械工業、三菱電機、三菱重工業、四国電力、JR四国、NTT西日本、パナソニック、日立製作所などがあります。
求人倍率が高いため、学生は自分の希望に合った就職先を選びやすいのも特徴です。特に化学・機械・電気分野での求人が豊富で、地元就職を希望する人から全国展開の企業を目指す人まで、幅広く対応できます。
新居浜高専の受験生におすすめの併願校
新居浜高専の受験生が併願先として選ぶことの多い学校が、地元の県立や市立の工業高校です。これらの学校は、実践的な技術教育を重視しており、高専と同様に「ものづくり」に興味のある生徒に適しています。
新居浜高専受験者お勧め併願校
| 学校名 | 所在地 | 特徴 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 新居浜工業高等学校 | 新居浜市 | 工業に強い高校 | 54 |
| 西条高等学校(進学校) | 西条市 | 分理選択できる | 55 |
| 新田高等学校 | 松山市 | 私立学校 | 41-61 |
・愛媛県立新居浜工業高等学校
同じ新居浜市にある工業高校で、機械科・電気科・化学工業科などを設置しています。香川高専と同じく専門分野を学べるため、工業系の進路を希望する場合の有力な併願先です。実習設備も整っており、地元企業からの信頼も厚い高校です。
・愛媛県立西条高等学校(進学校)
普通科中心の進学校ですが、理数系教育に力を入れており、国公立大学を目指す進学実績も高いです。新居浜高専が工学を早く学べるのに対し、西条高校では基礎学力を徹底的に高められるため、将来大学進学を志す受験生には良い選択肢となります。
・新田高等学校(私立・松山市)
松山市にある私立高校で、特進コースから工業系の進路を目指すコースまで多様な選択肢があります。私立ならではの手厚い進路指導も魅力で、香川高専受験と併願することで進路の幅を広げられます。指定校推薦制度もあるため、大学進学を視野に入れる生徒にも安心です。
併願校を選ぶときに気をつけたい3つのポイント
・試験日が新居浜高専の入試と重ならないか確認する
高専の入試は例年2月上旬に行われるため、その前後の日程で試験がある高校を選びましょう。
・入試形式の違いに注意する
高専はマークシート式、併願校は記述式であることが多いため、それぞれの形式に合わせた学習が必要です。
・合格後の進路をしっかり考える
「仮に新居浜高専に不合格だった場合、併願校で納得のいく高校生活を送れるか?」という視点も大切です。自分に合った校風や学びの内容も含めて選びましょう。
入試情報(令和9年度)
ここまで、新居浜高専について紹介してきましたが、実際に入学してみたいと思っていただけましたか。
ここからは、新居浜高専の入試について紹介します。入試が近づいてきたら募集要項の確認もしっかりと行いましょう。
募集人数
◇機械工学科:40名(内推薦入試20名)
◇電気情報工学科:40名(内推薦入試20名)
◇電子制御工学科:40名(内推薦入試20名)
◇生物応用化学科:40名(内推薦入試20名)
◇環境材料工学科:40名(内推薦入試20名)
アドミッションポリシー
新居浜高専では、以下のような学生を求めています
1.数学や理科が好きで、将来技術者になりたいと考えている人
2.物を作ったり、実験したりすることが好きな人
3.中学校の学習内容を身に付けている人
4.目標の実現に向かって絶えず工夫し、着実に努力できる人
5.ルールや約束を守ることができ、協調性や思いやりのある人
選抜方法
1. 一般推薦による選抜
新居浜高専の本科入試では、これまで推薦による選抜、学力検査による選抜、帰国生徒特別選抜などが実施されています。
ただし、令和9年度の本科入試については、2026年9月30日現在、公式サイトの「中学生の方へ」のページに掲載されている募集要項は令和8年度版です。そのため、令和8年度の内容をそのまま令和9年度の確定情報として掲載することはできません。
令和9年度について現時点で公式に確認できる大きな変更としては、学力検査における学外検査場のうち、宇和島・徳島三好検査場が廃止されることが発表されています。
1.一般推薦による選抜
新居浜高専の推薦選抜では、調査書などの提出書類と面接などを用いて選抜が行われます。
令和8年度入試では、推薦出願にあたって、中学校での学業成績について一定の条件が設けられていました。また、面接では数学・英語の口頭試問も行われていました。
ただし、これらの出願条件や選抜内容については、令和9年度の正式な募集要項が公開された段階で改めて確認する必要があります。
推薦入試を考えている人は、3年生になってから急に成績を上げようとするのではなく、中学2年生の段階から学校の授業や定期テストを大切にしておくことが重要です。
特に数学と理科は高専入試でも重要な科目です。普段の学校の授業で分からない部分を残さず、一つひとつ理解していくことが推薦・学力のどちらを選ぶ場合にも役立ちます。
2.学力検査による選抜
学力検査による選抜では、国立高専共通の学力検査を利用して、数学・理科・英語・国語・社会の5教科を中心に学力を確認します。
新居浜高専を目指す場合、特に意識しておきたいのが数学と理科です。高専の学力検査では、単純に知識を覚えているかだけではなく、問題文を読んで必要な情報を整理し、正しく答えを選ぶ力が求められます。
また、高専の学力検査はマークシート形式で実施され、記述式の問題は出題されません。そのため、対策では記述答案を長く書く練習ではなく、問題を正確に読み、必要な計算や考え方を使って正しい選択肢を選ぶ練習を進めることが大切です。
令和9年度の新居浜高専については、学力検査の具体的な試験日や配点などが正式に発表された段階で、必ず最新の募集要項を確認しましょう。
なお、令和9年度以降は、学力検査の学外検査場について変更があり、宇和島・徳島三好の検査場が廃止されることが新居浜高専から公式に発表されています。遠方から受験する予定の方は、試験会場についても早めに確認しておくと安心です。
新居浜高専の入試対策では、過去問をただ繰り返し解くだけではなく、「なぜ間違えたのか」を確認することが重要です。数学なら計算ミスなのか、公式の使い方を間違えたのか、問題文の読み取りができていなかったのかによって、次に取り組むべき勉強が変わります。
理科についても、公式や用語を覚えるだけで終わらず、実験やグラフ、計算を含む問題に慣れておくことが大切です。
令和9年度の詳細が公開されたら、試験日や配点、出願条件などを最新情報に合わせて更新し、新居浜高専を目指す受験生が具体的な勉強計画を立てられるようにしていきましょう。
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