2026.9.30

夏期講習後が受験の分かれ道!高専受験に向けて今やるべき勉強とは?

飛高専塾 吉川先生

飛高専塾 広島本校 吉川先生

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皆さんこんにちは!飛高専広島校教室長の吉川です!

夏休みも終盤を迎え、「夏期講習でたくさん勉強したけれど、この後は何をすればいいの?」「夏休みに思ったように勉強できなかった……」「高専受験に向けて、ここからどうやって勉強を進めればいい?」と悩んでいる中学生も多いのではないでしょうか。

実は、夏期講習が終わった後の勉強は、高専受験において非常に重要な時期です。

夏休み中はまとまった時間を使って復習や苦手分野の克服に取り組めます。しかし、夏休みが終わると学校の授業や定期テスト、部活動などもあり、受験勉強だけに時間を使うことは難しくなります。

だからこそ、ここからは「たくさん勉強する」だけではなく、限られた時間で何を優先するのかを考えることが大切です。

特に高専受験では、数学・英語・理科を中心に基礎力を固めたうえで、入試問題に対応する力を少しずつ伸ばしていく必要があります。

今回は、夏期講習後から高専受験に向けて、今やっておきたい勉強や教科ごとのポイント、過去問を始めるタイミングについて詳しく解説します。

夏期講習後が高専受験の大きな分かれ道になる理由

夏期講習が終わったからといって、受験勉強が一区切りつくわけではありません。むしろ、ここからの学習をどのように進めるかによって、秋以降の伸び方が大きく変わってきます。

夏休みの間は、学校の授業がない分、自分の苦手分野に時間を使いやすい時期でした。しかし、9月以降は学校生活が再び忙しくなります。

そのため、夏休みに勉強した内容をそのままにせず、日々の学習の中で定着させることが重要になります。

夏休みに勉強した内容を「できる」に変える

夏期講習では、普段より多くの問題に取り組んだ人もいるでしょう。

しかし、「授業で解説を聞いた」「問題を解いた」というだけでは、本番で使える力になったとは限りません。

例えば数学で関数の問題を解いたとします。授業中には解けたとしても、数日後に同じ問題を解いてみると解けないことがあります。

これは、まだ知識や解き方が十分に定着していないからです。

夏期講習後は、講習で扱った問題や間違えた問題をもう一度解き直し、自分一人で解ける状態になっているかを確認しましょう。

「分かった」と「自分で解ける」は違います。

ここを意識して復習するだけでも、夏休みの学習効果をさらに高めることができます。

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ここからは「苦手をなくす」だけでなく「得点力」を意識する

夏休みまでは、苦手分野を見つけて基礎を固めることが重要です。

一方、夏期講習後からは、それに加えて実際の入試で点数を取る力を意識していきましょう。

例えば数学なら、公式を覚えるだけで終わらせず、どのような問題でその公式を使うのかを考えます。

英語なら、単語や文法を覚えるだけでなく、長文を読む練習も増やしていきます。

理科なら、用語を暗記するだけでなく、計算問題や知識を組み合わせて考える問題にも挑戦します。

このように、基礎から実戦へ少しずつ学習の比重を変えていくことが、秋以降の受験勉強では大切です。

高専受験に向けて今やるべき数学の勉強

高専受験を考えるなら、数学は特に早めに対策しておきたい教科です。

高専の数学では、基本的な計算だけでなく、関数や図形など複数の分野を組み合わせて考える問題にも対応できる力が求められます。

そのため、夏期講習後は「難しい問題をたくさん解く」ことだけを目標にするのではなく、基礎から応用まで段階的に学習しましょう。

計算問題を安定して正解できるようにする

まず確認したいのが、基本的な計算力です。

正負の数、文字式、方程式、平方根、因数分解など、中学校で学習する基本的な計算をスムーズに解けるようにしておきましょう。

高専入試では、難しい問題だけが出題されるわけではありません。

基本的な問題で確実に得点できることが、合格に向けた土台になります。

特に計算ミスが多い人は、「自分は計算が苦手」と決めつけるのではなく、どこでミスをしているのか確認しましょう。

途中式を省略しすぎているのか、符号を間違えているのか、問題文の読み違いなのかによって、改善方法は変わります。

関数・図形は「解き方を覚える」だけにしない

高専受験の数学対策では、関数や図形も重要です。

関数では、グラフの読み取りや式の利用など、さまざまなタイプの問題に取り組みましょう。

図形では、相似や三平方の定理などの基本事項を確認したうえで、それらを使って考える問題にも挑戦します。

大切なのは、解答を見て「なるほど」と思って終わらないことです。

一度解説を読んだ問題は、時間を空けてもう一度自分で解いてみましょう。

英語は「単語・文法」から「長文を読む力」へ

英語も夏期講習後から力を伸ばしていきたい教科です。

特に高専受験では、単語や文法だけではなく、文章を読み取る力が重要になります。

英単語と文法は毎日の習慣にする

英単語は、一度に大量に覚えようとするよりも、毎日少しずつ繰り返すことがおすすめです。

例えば、朝に覚えて夜に確認する、翌日にもう一度復習するというように、繰り返し触れることで定着しやすくなります。

文法についても、答えだけを覚えるのではなく、「なぜこの形になるのか」を理解しましょう。

時制、助動詞、不定詞、動名詞、比較、受動態など、中学校で学ぶ基本文法を一つずつ整理しておくことが大切です。

長文は「正確さ」と「読むスピード」の両方を伸ばす

長文問題では、文章の内容を正しく理解することに加えて、限られた時間内で読み終える力も必要です。

最初から速く読もうとする必要はありません。

まずは一文ずつ正確に意味を確認し、慣れてきたら時間を計って読む練習をしてみましょう。

分からない単語が出てきたときに、すべて止まってしまうのではなく、前後の文章から意味を推測する練習も役立ちます。

夏期講習後から少しずつ長文に触れる習慣をつくることで、秋以降の実戦演習にも取り組みやすくなります。

理科は暗記だけでなく「考えて解く」練習をしよう

理科も高専受験では重要な教科です。

理科というと、用語を覚えることをイメージする人も多いかもしれません。

もちろん基礎知識の暗記は必要ですが、それだけでは十分ではありません。

まずは基本用語と公式を確実に覚える

理科では、まず基本的な用語や公式を整理しましょう。

物理・化学・生物・地学の各分野について、「何を覚えていて、何があいまいなのか」を確認することが大切です。

特に公式は、ただ暗記するのではなく、どのような場面で使うのかまで理解しておきましょう。

公式の意味を理解していれば、少し問題の形が変わっても対応しやすくなります。

計算問題や資料を読み取る問題にも慣れておく

高専受験では、知識を使って計算したり、グラフや表などの資料を読み取ったりする問題への対応力も必要です。

そのため、暗記問題だけを繰り返すのではなく、実際に問題を解く時間をつくりましょう。

間違えた問題については、答えを覚えるのではなく、「なぜ間違えたのか」を確認します。

知識不足なのか、計算ミスなのか、問題文の読み違いなのかを分析することで、次に同じタイプの問題が出たときの対応力を高められます。

高専入試の過去問はいつから始める?

「夏期講習が終わったら、もう過去問を始めたほうがいい?」という疑問を持つ人もいるでしょう。

結論として、過去問を始める時期は現在の学力によって変わります。

ただし、過去問を「最後の仕上げ」としてしか使わないのはもったいありません。

まずは過去問を見て「敵を知る」

まだすべての範囲を学習し終わっていない中学生でも、過去問を一度確認してみることには意味があります。

実際の問題を見ることで、「どんなレベルの問題が出るのか」「どの分野が難しいのか」「時間は足りるのか」といったことが分かります。

もちろん、中3の学習途中ではまだ習っていない範囲が出てくることもあります。

そのため、最初から点数だけを見て落ち込む必要はありません。

過去問は、自分の現在地を確認し、これからの勉強内容を決めるための材料として活用しましょう。

過去問を解いた後の「分析」が重要

過去問は、解いて終わりではありません。

間違えた問題を確認し、「どの分野で点を落としているのか」を分析しましょう。

例えば数学なら関数で失点が多い、英語なら長文に時間がかかる、理科なら計算問題で間違えているなど、自分の弱点が見えてきます。

そこから普段の学習内容を調整することで、過去問演習をより効果的なものにできます。

なお、高専入試はマークシート形式で実施され、記述式の問題は出題されません。

そのため、過去問演習では問題を解く力だけでなく、選択肢を素早く比較し、時間内に正確にマークする練習も意識していきましょう。

中2と中3では夏期講習後の勉強法を変えよう

同じ高専受験生でも、中2と中3では、夏期講習後に取り組むべき内容が違います。

受験までの残り時間を考えながら、無理のない計画を立てましょう。

中2は「基礎力」と「先取り」を意識

中2の段階では、まだ入試まで時間があります。

だからこそ、焦って過去問ばかり解く必要はありません。

まずは学校の授業内容を確実に理解し、数学・英語・理科の基礎を固めましょう。

特に数学と英語は、これまでの内容が今後の学習にもつながります。

分からないところを残したまま先へ進むのではなく、夏休みを利用して苦手分野を整理し、秋以降も継続的に復習していきましょう。

中3は「基礎固め」と「実戦演習」を両立

中3の場合は、入試までの時間を意識する必要があります。

基礎が不十分な場合は、まず基礎を固めることが優先です。

一方で、ある程度基礎ができている場合は、高専入試を意識した問題演習も増やしていきましょう。

「基礎が完璧になるまで過去問をやらない」と考える必要はありません。

過去問を通して自分の弱点を確認し、その弱点を基礎学習で補うというサイクルをつくることが重要です。

夏期講習後の受験勉強は「計画」が合格への近道

夏休みが終わると、学校生活が忙しくなります。

そのため、「時間がある日にまとめて勉強する」という方法だけでは、受験勉強が安定しにくくなります。

毎日の勉強時間を先に決めておく

おすすめなのは、毎日取り組む内容をある程度固定することです。

例えば、英単語を毎日、数学の計算問題を毎日、理科の復習を週に数回というように、無理なく続けられる形をつくります。

重要なのは、最初から完璧な計画を作ることではありません。

学校や部活動の予定に合わせて調整しながら、継続できる学習リズムを作ることです。

「何を勉強するか分からない」をなくす

受験勉強で意外と時間を使ってしまうのが、「今日は何を勉強しよう」と考える時間です。

そこで、週の最初に「今週は数学の関数を復習する」「英語長文を3題解く」「理科の電気分野を確認する」など、具体的な目標を決めておきましょう。

目標が具体的であれば、勉強を始めるまでの迷いも少なくなります。

夏期講習後は、ただ勉強時間を増やすのではなく、目的を持って勉強することを意識してみてください。

まとめ

夏期講習が終わった後は、高専受験に向けた勉強をさらに一段階進める大切な時期です。

夏休みに学習した内容を復習して定着させるだけでなく、数学・英語・理科を中心に、少しずつ入試問題に対応する力を身につけていきましょう。

数学では計算・関数・図形などの基礎を固めながら、応用問題にも挑戦することが大切です。英語では単語・文法を土台にして、長文を読む力を伸ばしていきます。理科では用語の暗記だけでなく、計算問題や知識を組み合わせて考える問題にも取り組みましょう。

また、過去問は「受験直前に解くもの」と決めつけず、自分の現在地や弱点を確認するためにも活用できます。

そして何より大切なのは、自分の現在の学力に合わせて、これから何を勉強するのかを明確にすることです。

中2なら基礎力をしっかり積み上げ、中3なら基礎固めと実戦演習を並行して進めていきましょう。

「夏期講習で頑張ったから大丈夫」と安心するのではなく、夏期講習後の学習をどうつなげていくかが、これからの受験勉強を左右します。

高専受験は、短期間で一気に仕上げるのではなく、日々の積み重ねによって合格に近づいていくものです。

ここからの一日一日の勉強を大切にして、自分の志望する高専に向けて、計画的に学習を進めていきましょう。

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