2026.10.20

【高専受験でよくある失敗5選!合格する人との違いとは?】

飛高専塾 吉川先生

飛高専塾 広島本校 吉川先生

勉強が苦手な生徒でも分かりやすいよう"仕組みを徹底的に言語化"して伝えます! 問題の根本を理解することで、応用問題にも対応できる力を身につけて、本質的な学力向上が図れる指導を意識しています。 また、生徒一人ひとりとコミニュケーションを積極的に取りながら、一人ひとりの生徒と二人三脚で勉強に向き合い、『苦手を得意に』をモットーにご指導いたします。

こんにちは、飛高専塾です。

高専受験は、普通高校の受験とは少し違う特徴を持っています。そのため、「同じように勉強していたはずなのに、思うように点が取れなかった」という声を毎年耳にします。実は、不合格になってしまう人の多くは、能力が足りなかったのではなく、準備の方向やタイミングを少し間違えていただけということが少なくありません。

この記事では、高専受験でよくある失敗を5つ取り上げ、合格する人がどのように行動しているのかを比べながら解説します。これから受験を迎える中学生はもちろん、お子さんを支える保護者の方にもぜひ読んでいただきたい内容です。

この記事でわかること

  • 高専受験で多くの人がつまずく5つの失敗
  • 失敗する人と合格する人の行動の違い
  • 学年・時期ごとに今からできる対策

まずは確認!高専入試の基本的なしくみ

失敗例を見る前に、高専入試の大まかな流れをおさらいしておきましょう。国立高専の入試は、主に推薦による選抜と学力検査による選抜の2つに分かれています。推薦選抜は調査書や面接、作文などで評価され、学力検査による選抜は5教科の筆記試験と調査書をもとに合否が決まるのが一般的です。

推薦選抜は学力検査よりも早い時期に実施されるため、推薦を考えている人は準備のスタートも早める必要があります。また、推薦で不合格になっても、学力検査で再チャレンジできる高専が多いのも特徴です。つまり、「推薦の準備」と「学力検査の準備」を並行して進めることが、高専受験の基本戦略になります。なお、日程や評価方法は高専ごとに違うため、必ず志望校の最新の募集要項で確認してください。

失敗① 内申点(調査書)を後回しにしてしまう

「高専は当日の学力検査で決まる」と思い込み、定期テストや提出物をおろそかにしてしまうケースがあります。しかし、高専の入試では学力検査の点数に加えて、調査書(内申点)も合否判定に使われます。推薦選抜では、調査書の内容が出願条件や評価の中心になることも多く、内申点が足りないと推薦に出願することすらできない場合があります。

配点の比率や推薦の出願基準は高専ごとに異なります。中3になってから慌てて内申点を上げようとしても、間に合わないことがある点に注意しましょう。

✔ 合格する人は…

中1・中2のうちから定期テスト対策と提出物を丁寧に積み重ねています。早い段階で志望高専の募集要項を確認し、「どの学年の成績が、どのくらいの比重で見られるのか」を把握したうえで動いています。

失敗② 数学・理科の苦手を放置してしまう

高専は工学系の学校なので、入試でも数学と理科の力がとても重視されます。高専によっては数学や理科の点数を高く評価する傾斜配点を採用しているところもあり、この2教科の出来が合否に直結しやすいのです。

それにもかかわらず、「図形の証明は苦手だから捨てよう」「電気の単元はよく分からないけれど後でやろう」と、苦手分野をそのままにしてしまう受験生は少なくありません。高専入試の数学・理科は、計算力だけでなく、図やグラフ、実験の様子から情報を読み取って考える力が問われる問題が多く出題されます。苦手単元を残したままだと、こうした思考力型の問題で大きく失点してしまいます。

✔ 合格する人は…

夏までに中1・中2の基礎を総復習し、苦手単元を一つずつつぶしています。「なんとなく解ける」ではなく、「なぜそうなるのかを説明できる」レベルまで理解を深めることを意識しています。

失敗③ 過去問演習を始めるのが遅すぎる

高専の学力検査は、全国の国立高専で共通の問題が使われ、5教科ともマークシート方式で行われます。都道府県の公立高校入試とは問題の形式も傾向も大きく異なるため、普段の学校のテスト対策だけでは対応しきれません。

よくあるのが、「基礎が全部終わってから過去問に取りかかろう」と考えた結果、年明けになってようやく過去問に手をつけるパターンです。その段階で初めて、時間が足りない、選択肢の作り方に引っかかる、マークのずれに気づかない、といった問題が見つかっても、修正する時間はほとんど残っていません。マークミスや時間切れは、実力があっても防げない失点になってしまいます。

✔ 合格する人は…

秋ごろには一度過去問を解いて、出題形式と自分の現在地を確認しています。そのうえで、本番と同じ制限時間で解く練習や、模擬試験の受験を通して、時間配分とマークシートへの慣れを早めに身につけています。

失敗④ 志望校・学科の研究が浅いまま受験する

「家から近いから」「なんとなく機械が好きだから」といった理由だけで志望校や学科を決めてしまうと、思わぬところでつまずきます。

まず推薦選抜では、面接や作文で「なぜこの高専・この学科なのか」を自分の言葉で説明することが求められます。学科の内容や卒業後の進路を知らないままでは、説得力のある受け答えはできません。また、高専は5年間(専攻科を含めると7年間)専門分野を学ぶ学校です。入学後に「思っていた勉強と違った」と感じても、簡単には方向転換できません。

✔ 合格する人は…

学校説明会やオープンキャンパスに参加し、実際の授業や研究室の雰囲気を自分の目で確かめています。各学科で何を学び、卒業生がどんな企業や大学に進んでいるのかまで調べ、志望理由を具体的に語れるように準備しています。

失敗⑤ 計画を立てずに一人で抱え込んでしまう

高専受験は、内申点対策、5教科の総復習、過去問演習、推薦の面接・作文対策と、やるべきことがたくさんあります。これらを計画なしに進めると、得意な教科ばかり勉強してしまったり、直前期に「何から手をつければいいか分からない」状態に陥ったりしがちです。

さらに、高専受験は周りに同じ志望校を目指す友達が少ないことも多く、情報不足や孤独感から一人で悩みを抱え込み、勉強のペースが崩れてしまうケースも見られます。

✔ 合格する人は…

入試日から逆算して、「いつまでに何を終わらせるか」という計画を立てています。そして、分からないことや不安なことは、先生や保護者、塾の講師など相談できる相手に早めに頼っています。計画どおりに進まなかったときも、一緒に見直してくれる人がいることで、立て直しが早くなります。

時期別:今からできる失敗回避のポイント

ここまで紹介した失敗は、どれも「気づいた時期」によって取れる対策が変わります。学年ごとに意識したいことを整理しておきましょう。

中1・中2のうち

この時期にいちばん大切なのは、定期テストと提出物で安定した内申点を確保することです。あわせて、数学の計算や理科の基本用語など、後で積み上がっていく基礎をしっかり固めておくと、中3になってからの伸び方が大きく変わります。興味がある高専のホームページを見たり、学校説明会に一度参加したりしておくのもおすすめです。

中3の春〜夏

夏休みは、苦手単元を集中的に復習できる最大のチャンスです。中1・中2の内容を総復習し、「どこが分からないのか」をはっきりさせましょう。オープンキャンパスが開かれることも多い時期なので、志望校・学科を絞り込み、推薦を受けるかどうかの方針も決めておきたいところです。

中3の秋〜冬

秋以降は、過去問や模擬試験で本番形式に慣れることが中心になります。解いた後は点数に一喜一憂するのではなく、間違えた問題を分析し、同じミスを繰り返さないようにすることが大切です。推薦を受ける人は、面接や作文の練習も並行して進めましょう。直前期に新しい参考書へ手を広げすぎるのは逆効果になりやすいので、これまで使ってきた教材の復習を軸にしてください。

まとめ:失敗する人と合格する人の違い

ここまでの内容を表にまとめると、次のようになります。

ポイント よくある失敗 合格する人の行動
内申点 当日の点数だけで勝負しようとする 中1から定期テスト・提出物を積み重ねる
数学・理科 苦手単元を放置する 夏までに基礎を総復習し、苦手をつぶす
過去問 年明けに初めて取り組む 秋から形式に慣れ、模試で時間配分を練習
学校・学科研究 なんとなくで志望校を決める 説明会に参加し、志望理由を具体的に語れる
学習計画 計画なしで一人で抱え込む 入試から逆算し、早めに人に相談する

こうして並べてみると、合格する人は特別な才能を持っているわけではありません。早めに情報を集め、正しい方向に、計画的に努力を続けている――違いはこの一点に尽きます。逆に言えば、今からでも行動を変えれば、結果は十分に変えられるということです。

高専受験の対策は飛高専塾へ

飛高専塾は、高専入試に特化した学習塾です。高専入試の出題傾向を踏まえた授業で、数学・理科の思考力型問題から、マークシート形式への対策まで、合格に必要な力を段階的に身につけていきます。

また、本番と同じ形式で実力を確認できる高専模擬試験も実施しています。「今の自分がどの位置にいるのか」「どの単元を優先して復習すべきか」が分かるので、過去問演習とあわせて活用することで、時間配分やマークミス対策にも効果的です。

広島校での通塾に加え、ご自宅から受講できるオンラインコースもご用意しています。講師とライブでつながる双方向の授業で、その場で質問ができるほか、宿題の管理や、保護者の方への毎月の進捗レポートもお届けしています。近くに高専対策の塾がない方も、安心して受講いただけます。

「高専を目指したいけれど、何から始めればいいか分からない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。今日の一歩が、合格への大きな差になります。一緒に高専合格を目指しましょう!

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