2024.10.29
【徳山高専志望生徒必見!】徳山高専に合格するための勉強法 英語編!
飛高専塾 広島駅前本校 伊藤先生
生徒に寄り添い、「出来ない」⇨「分かる」⇨「出来る」と、着実にステップアップをする事で勉強の楽しさを伝える事を意識しています。 苦手な部分を生徒とコミュニケーションを取り、分析して指導をする事で生徒自身が問題の根本を理解し、自分で考える力を養う事で、応用問題にも慌てずに対応出来るようご指導致します。
高等専門学校(高専)は中学校卒業後の15歳の才能あふれた若者を受け入れ、本科5年一貫教育によって高度な専門性をもつ技術者を育てる高等教育機関です。
全国に国立・公立・私立を合わせると58校(国立は51校)あり、
高専も学校によって偏差値や難易度・入試倍率が異なります。
今回は山口県に校舎を構える国立高等専門学校の1つ「徳山工業高等専門学校」の高専入試対策・英語編について解説していきます!
英語が苦手に感じたり、入試に不安を感じる方も、この記事をぜひ最後まで読んで日々の勉強に打ち込んでいただければと思います!
文の構造を理解しよう!
皆さんは、英語を勉強している中で、
「なんでこの並びになるんだろう?」「どうやって訳したらいいんだろう?」
そう思ったことはありませんか?
実は、英語の文には細かなルールがたくさん存在しています!
文型と呼ばれる文の形も細かく分解してみると大まかに4つの要素(+修飾語)から
成り立っていることがわかるんです!
ズバリ、文を構成する4つの要素とは、
・主語(Subject)
・動詞(Verb)
・目的語(Object)
・補語(Complement) です!
主語には、
代名詞(I, You)、人名(Emi, Bob)、名詞(computer, cat)、
動名詞(swimming, speaking)、不定詞-名詞的用法(to study, to dance)などがあります。
動詞は、主語が行なっている動作や状態を表す品詞です。
分類として、be動詞と一般動詞があります。
更に、一般動詞と呼ばれる動詞にも他動詞と自動詞に分類することが出来ます。
違いとしては、
他動詞には、目的語(動作の対象や目的)が必要で、
自動詞は自身1語で動作を表せるので、目的語は必要ありません。
基本的には、主語の後に動詞を置きます!
目的語は、動詞で先述したように、他動詞の動作の対象や目的の働きをします!
その動詞が誰に、何をしたのかという文章自体の核になる部分ということです!
基本的には、動詞の後に目的語が置かれます。
補語は、主語、動詞、目的語だけでは文章が成り立たないときに
情報を補うことで文を成り立たせる役割を持ちます!
補語の種類として、主語の情報を補う主語補語(S=C)、目的語の情報を補う目的語補語(O=C)があります!
基本的には、主語、述語の後ろに置きます。
では、ここで各文型を確認してみましょう!
第1文型(SV)
主語+動詞の文です!基本的には修飾語句を伴います。
(例)Tom runs fast.
トム(主語)が 走る(動詞)+早く(修飾語句)という文の成り立ちです!
第2文型(SVC)
主語+動詞+補語の文です! 主語補語(S=C)の形になります!
(例)He became a doctor.
彼(主語)が 〜になった(動詞)+医者(主語に対しての補語)という文の成り立ちです!
彼=医者が成り立っていますね。
第2文型を作る主な動詞としては、下記のようなものがあります。
be動詞 | 〜である |
---|---|
become | 〜になる |
look | 〜に見える |
sound | 〜に聞こえる |
keep | 〜のままである |
feel | 〜と感じる |
第3文型(SVO)
主語+動詞+目的語の文です!動詞の対象である目的語が入る形になります!
(例)I wrote a letter yesterday.
私(主語)が 書いた (動詞)+手紙を(書いたという動詞の対象)+昨日(修飾語句)という文の成り立ちです!
Wroteという動詞の「何を」書いたのかが目的語によって明確になっていますね。
第4文型(SVOO)
主語+動詞+目的語(人に)+目的語(何かを)の文です!動詞の対象である目的語が、誰に、何をという意味を持つ形になります!
(例)He gave me a present.
彼(主語)が くれた (動詞)+私に(くれるという動詞の対象)+プレセントを(くれるという動詞の対象)という文の成り立ちです!
gaveという動詞の「誰に」・「何を」が目的語によって明確になっていますね。
ここで、前置詞(to/for)を使うことで第4文型を第3文型に変えることが出来ます。
上の例文を用いてみると、
(例)He gave a present to me.
というように書き換えることができます。
To以下が修飾語句となり、SVOの形になるわけです。
第5文型(SVOC)
主語+動詞+目的語+補語の文です!動詞の対象である目的語=保護(O=C)という意味を持つ形になります!
(例)We call him Ken.
私たちは(主語)が 〜を呼ぶ (動詞)+彼を(呼ぶという動詞の対象)+ケンと(目的語の補語)という文の成り立ちです!
Callという動詞の対象であるhimが補語によってより詳しくなっていますね。
him=Kenが成り立っています。
第5文型を作る主な動詞としては、下記のようなものがあります。
call A B | AをBと呼ぶ |
---|---|
make A B | AをBにする |
name A B | AをBと名づける |
find A B | AがBとわかる |
keep A B | AをBにしておく |
paint A B | AをB(色)に塗る |
以上が英語の文型になります!
品詞や要素を意識して並び替えに挑戦してみてください!
目的語と補語の見分けかたは?
英語を勉強していて、目的語と補語の見分けがつかなくなって困っていませんか?
ここで、簡単な見分けかたをお教えします!
それはズバリ、
主語、または目的語とイコールの関係になっているかどうか です!
これに該当する場合は、補語と考えることができます。
目的語は、動詞の動作の対象・目的として扱われるので
あくまで動詞とセットで使われます。
補語は、主語・動詞・目的語に対しての情報を補うものなので、
主語補語(S=C)か目的語補語(O=C)になっているかを確認すれば良いわけです!
前置詞の位置を意識しよう!
皆さん、前置詞と呼ばれるものの並びで惑わされたことがありませんか?
この動詞には前置詞は何を置くんだろう?とならないように、今一度前置詞についておさらいしましょう!
まず前提として、基本的に前置詞は、名詞や代名詞の前に置きます!
次に続く品詞は名詞なので動名詞や、代名詞が続いてくるわけです!
関係代名詞の前置詞の位置
では、前置詞が後ろに残る場合が多い関係代名詞での前置詞の位置をお教えします!
関係代名詞では、先行詞と呼ばれる2つの文で説明している部分を2つ目の文では関係代名詞(who,which,that)を使って文を1つにする、というものでした。
では、例として
(例) This is the house (which) she lives in.
こちらの文は、前置詞が一番後ろにありますが、この並びであっています。
分解して確認していきましょう!
元の文章を考えてみよう!
まず、関係代名詞では、二つの文を一つにする、ということで
元の文を考えてみましょう!
1.This is the house.
2.She lives in it. となります。
これは、先行詞としてThe houseが共通しています。
2文目のit が最初からThe houseの代名詞ということですね。
先行詞との共通部分を関係代名詞に置き換えよう!
では、2文目では共通しているところを関係代名詞に変えるので、
Itをwhichに変えます。すると、She lives in which.となりますが
関係代名詞を文の繋ぎ目に持ってくる為、Which she lives in.となります。
分解して確認してみると、前置詞が後ろに来ているわけではなく、
普通の並びをしていたが、その後の名詞が関係代名詞に変わることで文の並びが変わっただけなのです!
落ち着いて確認してみると、今まで勉強していた文の形と変わりないですね!
まとめ
いかがでしたか?
今回は徳山高専に合格するための勉強法・英語編を説明いたしました!
もうすぐ受験シーズンということで、この記事を見ながら自分の苦手な部分や曖昧な部分を対策していただければと思います!
是非参考にしてみてください!
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