2026.5.29
高専受験に向けた夏の勉強計画と模試対策の進め方

飛高専塾 広島駅前本校 伊藤先生
生徒に寄り添い、「出来ない」⇨「分かる」⇨「出来る」と、着実にステップアップをする事で勉強の楽しさを伝える事を意識しています。 苦手な部分を生徒とコミュニケーションを取り、分析して指導をする事で生徒自身が問題の根本を理解し、自分で考える力を養う事で、応用問題にも慌てずに対応出来るようご指導致します。
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高専受験を目指す中学生にとって、夏休みは合格への分かれ道となる大切な時期です。
部活動の引退や学校の授業が一時的にストップする中で、自分の勉強に集中できる貴重な期間が訪れます。
このチャンスを活かすかどうかが、秋以降の模試の結果や、最終的な入試の得点に直結します。
この記事では、高専入試の特性を踏まえた「夏の学習戦略」と「模試の活用法」、そして「保護者の関わり方」について詳しく解説していきます。
目次
夏休みは高専合格の分かれ道!計画的な学習がカギ

夏休みは自由時間が増える一方で、自分で学習を管理しなければいけない時期です。
高専合格に向けた学習習慣の確立と、弱点の克服を目的とした計画的な取り組みが求められます。
夏の学習目標は「基礎完成」と「過去問分析」

夏休みの最重要テーマは、「基礎力の完成」と「過去問分析」です。
高専入試はマークシート形式で出題され、幅広い知識を問う問題が多く見られます。
そのため、応用問題に対応するための土台となる基礎知識をしっかり固めることが第一です。
例えば、数学では「因数分解」「連立方程式」「比例・反比例」といった頻出単元を重点的に確認しましょう。
理科では、計算を含む物理・化学分野(圧力、電流、化学反応式など)での理解が必要です。
また、過去問を分析することで、問題の形式や頻出テーマに慣れ、夏の間に入試の「空気感」を体験することができます。
最初は満点を取る必要はありません。むしろ、「どの単元が出やすいか」「自分の苦手はどこか」を発見することが目的です。
1日何時間勉強する?夏休みの時間管理術

高専合格を目指すなら、夏休み中は1日5〜8時間程度の学習が理想です。
しかし、ただ長時間勉強するのではなく、集中力が持続する時間帯を意識して時間を区切ることが大切です。
おすすめの時間割の一例
午前:数学・理科の基礎問題演習(2時間)
午後:英語・国語+社会の復習(2時間)
夕方〜夜:過去問演習や模試の復習(2〜3時間)
また、「タイマー学習法」や「ポモドーロ・テクニック(25分集中→5分休憩)」を使って、集中力を保ちながらメリハリある学習時間を過ごしましょう。
高専入試はマークシート式!夏の問題演習の進め方

高専の入試は全科目がマークシート形式で行われます。つまり、「答えを書く力」ではなく、「正解を選ぶ力」が求められるのです。
この形式に慣れていないと、本番で実力を出し切れないこともあるため、夏の間に慣れておくことが非常に重要です。
マーク式に強くなる!選択肢の読み方と消去法

マークシート式では、選択肢の分析力が求められます。「なんとなく選ぶ」のではなく、明確な根拠に基づいて選択肢を絞る力が重要です。
例えば、数学や理科の計算問題では、途中まで計算して、選択肢の中から「あり得ない数字を除外する」といった方法が有効です。
英語や国語では、文脈を正しく読み取る力と、紛らわしい選択肢を見抜く「消去法」が役立ちます。
過去問やマーク模試の問題を使って、「なぜこの選択肢が正解(または不正解)か」を解説付きで確認し、選択スキルを高めていきましょう。
教科別演習法:数学・理科はパターン練習が重要

数学と理科は特に「出題パターン」がはっきりしており、過去問や類題の演習を繰り返すことで、出題形式に慣れることができます。
たとえば、数学では関数グラフ、文章題(割合、速さ、濃度)、場合の数など、毎年のように出題される問題形式があります。
理科では「電流と電圧」「酸・アルカリ」「地震のP波S波」などが頻出です。
夏の間に、こうした定番の単元を集中的に演習することで、本番のマーク式にもスムーズに対応できるようになります。
夏休み中に模試を活用するコツと注意点
しかし、「模試を受けただけ」で満足してしまってはもったいないです。
模試は「受けた後」が最も重要です。正しい活用法を知って、合格に近づく手応えをつかみましょう。
模試は「結果」より「分析」が重要

模試を受けると、つい点数や順位ばかり気になってしまいますが、本当に大事なのは「どこを間違えたか」「なぜ間違えたのか」を分析することです。
例えば、数学の計算ミスが多ければ、見直しの時間の取り方を改善する必要がありますし、英語で選択肢を間違えた場合には問題文の読み取り力や単語力の見直しが必要です。
模試の解説をよく読み、間違えた問題を「自分で解説できる」くらいまで理解し直すことで、次の模試では確実に成績が上がります。
模試で見つけた弱点を夏のうちに克服しよう

模試で明らかになった弱点は、夏のうちに集中的に克服しましょう。たとえば、理科の物理分野に苦手意識があるなら、単元別の演習教材を使って反復練習を行いましょう。
苦手な単元にこそ、時間をかける価値があります。得意科目を伸ばすことも大切ですが、「合格に必要な最低限の得点」を全教科で取れることが第一の目標です。
保護者のサポートが夏の学習を支える

中学生にとって、夏休みは自由度が高い反面、モチベーションが下がりやすい時期でもあります。
そこで、保護者の方の声かけや環境づくりが大きな力になります。
学習環境を整えよう:集中できる空間づくり

家庭での学習環境が整っていると、集中力が高まり、学習効率も上がります。例えば、
テレビやスマホの音が届かない静かな部屋
学習スケジュールを壁に貼る
学習用のタイマーを使う
といった工夫が効果的です。子どもが「ここで勉強すると集中できる」と感じる環境づくりを心がけましょう。
子どものやる気を引き出す声かけの工夫

夏休みの勉強は長期戦です。だからこそ、親の励ましの言葉がやる気の源になります。「この前より早く問題解けたね」「計算ミスが減ってきたよ」など、具体的な成果を見つけてほめることが大切です。
また、疲れている様子が見えたら「今日はここまでにしよう」といった柔軟な声かけも必要です。子どものペースを尊重しつつ、ポジティブな雰囲気をつくっていきましょう。
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