2023.11.03

岐阜県公立高校入試 入試傾向と入試対策【英語編】

飛高専塾 渡会先生

飛高専塾 岐阜駅前校 渡会先生

指導のこだわりは予備知識ゼロでも理解できる授業にすることです。 英語や数学は積み重ねの教科であり、問題を解くのに理解していなければならない前提がありますが、そこからさかのぼって解説することを意識しています。そうすることでどの段階でつまずいているのかが明確になるからです。言い換えると根本的な事柄を繰り返し説明することを大切にしています。

飛高専塾 岐阜駅前校 校舎長の渡会です。
中学3年生の皆さんは、志望校合格を目指して日々に向けて頑張っていると思います。
受験勉強はテスト勉強と異なり、膨大な範囲から出題される問題への対策が必要となり、より効率の良い勉強が求められます!
そこで、今回は岐阜県公立高校入試の英語の傾向と対策について解説します。

受験生必見の内容ですので、最後までご覧ください!

岐阜県公立高校入試 | 英語の傾向

受験勉強を効率よく行うためにも、まずは岐阜県の公立高校入試がどのような傾向かを確認しておきましょう!

岐阜県公立高校入試 | 英語の難易度

まずは、岐阜県の公立高校入試の英語がこれまで、どのようなものかを説明するためにも、直近3年間の科目ごとの平均点をまとめた下の表をご覧ください。

数学 英語 理科 社会 国語 合計
2022年 48点 62点 63点 67点 76点 316点
2021年 49点 54点 58点 64点 71点 296点
2020年 54点 62点 65点 62点 77点 320点

表を見る限り、英語の平均点は毎年60点前後を推移しており、標準的な難易度だということがわかります。
受験生の皆さんは、まず岐阜県の英語はしっかり対策することで点数を取れる科目であるという事を認識しましょう。
そして、そのための適切な対策を知っていきましょう!

岐阜県公立高校入試 | 問題の構成

英語
大問1 リスニング
大問2 短めの英文の問題
大問3 図表が与えられた読解問題
大問4 長文問題
大問5 並べ替え問題
大問6 英作文

年度により若干変化はあるものの大体このような構成になっています。
中学の全範囲からまんべんなく出題されています。それぞれの大問について詳しく見ていきましょう。

岐阜県公立高校入試問題の構成 | 大問1

大問1はリスニングの問題です。前半は短めの英文を聞き取る問題、後半は長めの英文を聞き取る問題となっています。 リスニング対策はほとんどやっていない方も多いかと思いますが、配点が27点と高いためしっかり準備しましょう。
リスニングの対策方法としては、英検のリスニング問題を聞いたりするなどで対策することができると思います。

岐阜県公立高校入試問題の構成 | 大問2

短めの英文を読んで答える問題です。解きやすい問題が多く、特別な対策は特に必要ありません。
会話文の穴埋めや英文内の適切な語句の選択など、基本的な内容を理解しておけば解きやすい問題ですので、絶対に落とせない問題です!

岐阜県公立高校入試問題の構成 | 大問3

表やグラフが与えられている読解問題です。
図表を見ながら英文を読まないならないため、解きにくい問題であることが多いです。
比較の表現が多用され、数値の大小を正しく読み取る必要があります。
基本的な比較の表現だけでなく、分数の表現や、”half”や”quarter”、”rate”や”average”など数値に関する単語を押さえておきましょう。

岐阜県公立高校入試問題の構成 | 大問4

長めの長文問題です。文量が多いので時間にも注意して、どんどん先に読み進めて行く必要があります。
先に問題を見て、どのようなことが問われるか確認してから読み始めるといいでしょう。
やや難しい語彙が使われることがあるので、普段から単語を覚えることも大切です。英文自体は比較的読みやすい内容になっています。英語が得意な方は日本語と同じスピードで読めるようになることを目標にしてください。
英語が苦手な人も単語さえしっかり覚えておけば、内容はある程度分かると思います。配点も27点と大きいので、英語が苦手な人こそしっかり対策しましょう。

岐阜県公立高校入試問題の構成 | 大問5

並べ替え問題です。
二問出題されています。基本的な英文法を正しく理解していれば解くことができるでしょう。
しかし曖昧な理解だと正答できない絶妙な難易度だと思います。
もし間違えた場合は、 該当の文法を自分が完全に納得できるまで復習しましょう。
また、文法を理解した上で、より並び替えの質をあげるためには品詞に対する理解をより高めておきましょう。

岐阜県公立高校入試問題の構成 | 大問6

英作文です。
三問出題されて初めの二問は日本語を英語に直す問題、最後の一問は与えられたテーマについて自分の意見を書く問題となっています。

英作文はまず日本語で書きたい文を考えましょう。
その際自分で英語で書けそうな文であるかに注意してください。
難しい単語や表現などを使う必要はありません。
伝えたい内容を簡単な、自分で表現できる英語で書きましょう。

岐阜県公立高校入試 | 英語の対策

英語の試験で問われる力を分解すると
①単語・熟語
②文法
③長文読解
④英作文
⑤リスニング

に分けることができます。

自分の英語の理解度を分析して弱点となる項目を重点的に学習するようにしましょう。
基本的には英語が苦手な方は単語重視で、英語が得意な方は全てをバランスよく学習する必要があります。

ここからは偏差値が50以上の高校を受ける方と50以下の高校を受ける方で分けて対策を書きます。

偏差値50以上の高校を受験する方の対策 | 応用問題への取り組み方

①過去問を解こう

これまで英語をしっかり勉強してきて、単語や文法はある程度分かるという方は、早速過去問を解いてみましょう。

受験勉強の中心は過去問演習にあります。公立高校入試の過去問は傾向がそれほど変わっておらず、よく練られた良問ばかりなので、過去問演習が最も学習効果が高いと言えます。

過去問を解く→苦手分野の発見→苦手分野の改善
というのが勉強の基本的な流れになります。

漫然と問題を解いて丸バツを付けるだけではなく、できなかったことをできるようにするという意識を持って勉強しましょう。

今、解けない問題を解けるようにすることが学力向上の第一歩となります。

②語彙力を強化しよう

常に単語の知識を増やすことを意識してください。
過去問の文中には知らない単語が出てくると思います。
そのような単語をチェックしておき、意識的に覚えるようにしましょう。

③長文は文法的に正しく読もう

実際の試験では英文を素早く読んでいく必要がありますが、普段の学習では、英文を文法的に正しく読めているかを意識してください。
例えばingは進行形や動名詞や分詞といった使い方がありますが、ingが出てきたときにどの使い方なのかを理解して読むべきです。

入試では文法問題は少ないのは事実ですが、英文の正しい理解のために英文法の理解は不可欠です。
苦手な文法の単元がある場合は必ず理解できるまで復習しましょう。

④英作文は採点してもらおう

英作文は自分で正解か判断することは難しいので、書いた文章を誰かに採点してもらうことが大切です。
文法面でのミスには特に注意しましょう。
英作文もたくさん書いていくと慣れていきます。よく使う表現なども分かってくるので、自分の得意な表現を増やしていきましょう。

偏差値50以上の高校を受験する方の対策 | 基本問題への取り組み方

①とにかく単語を覚えよう

英語が苦手で、基礎となる単語・文法に自信がない人は、
一から単語と文法を復習する時間を取るのは難しいと思います。

英語をできるようにする上で最も大切なのは単語の知識です。
単語さえ分かれば、文法が分からなくてもだいたいの意味を取ることができます。

そのため英語が苦手な方は、とにかく単語重視で勉強してください。
単語帳を一冊用意して、毎日開くようにしましょう。

単語の覚え方は書いて覚える、声に出して読んでみる、何度も見て覚えるなどいろいろな覚え方が提唱されていますが、どれが正解という訳ではなく、その人ごとに合った覚え方があります。自分が一番覚えやすいと感じる方法で覚えましょう。
大切なのは毎日取り組むことです。

単語を覚えるコツは一日10個など少しずつ覚えていくのではなく、一日100個くらいまとまった量を覚えることです。
多くの単語を繰り返し復習するほうが速くたくさんの単語を覚えられます。

②易しい長文問題に取り組もう

単語の学習と同時に易しい長文問題にも取り組みましょう。
中1、中2向けの長文で構いません。
単語の知識が増えていくと長文も徐々に読めるようになっていきます。
実際の長文に覚えた単語が使われていると、単語の使い方がわかりより記憶に定着します。
単語の知識が増えるにしたがい、より長い長文に取り組むようにしていきましょう。

③過去問を解こう

単語+長文の学習を続けることで英語の苦手意識も軽減されていくと思います。
自信がついてきたら過去問に挑戦しましょう。

まとめ | 岐阜県公立高校入試の英語の傾向と対策

今回は岐阜県公立高校入試の傾向と対策について説明しました。
受験生の皆様の参考になれば幸いです。

詳しい入試対策については飛高専塾 岐阜駅前校までご相談ください。
少人数での手厚い指導で、合格までしっかりとサポートします。
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