2023.10.21
新居浜工業高等専門学校の偏差値は?評判や難易度・対策方法も解説
飛高専塾 広島駅前本校 吉川先生
勉強が苦手な生徒でも分かりやすいよう"仕組みを徹底的に言語化"して伝えます! 問題の根本を理解することで、応用問題にも対応できる力を身につけて、本質的な学力向上が図れる指導を意識しています。 また、生徒一人ひとりとコミニュケーションを積極的に取りながら、一人ひとりの生徒と二人三脚で勉強に向き合い、『苦手を得意に』をモットーにご指導いたします。
高等専門学校(高専)は中学校卒業後の15歳の才能あふれた若者を受け入れ、本科5年一貫教育によって高度な専門性をもつ技術者を育てる高等教育機関です。
全国に国立・公立・私立を合わせると58校(国立は51校)あり、その総学生数は5万人を超えます。
また高専も学校によって偏差値や難易度・入試倍率が異なります。
今回は愛媛県に校舎を構える国立高等専門学校の1つ「新居浜工業高等専門学校」の偏差値や評判、難易度について解説していきます。
記事の後半では新居浜高専の対策方法について紹介するので、新居浜高専への進学を検討している方、新居浜高専を志望校にしている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
新居浜工業高等専門学校
新居浜工業高等専門学校は、愛媛県に校舎を構える国立高等専門学校の1つです。
学校名 | 新居浜工業高等専門学校 |
---|---|
住所 | 〒792-8580 愛媛県新居浜市八雲町7-1 |
電話番号 | 0897-37-7700 |
設置学科 | 機械工学科・電気情報工学科・電子制御工学科・生物応用化学科・環境材料工学科 |
新居浜高専の教育の基本方針は、「学びと体験を通じて、未来を切り拓く知恵と行動力を持った信頼される技術者を育てる。」です。
この教育方針に基づいた教育目標を以下のように定められています。
1.体験教育を通して、自主性、責任感及び自己学習能力を養う。
2.課題発見と問題解決のための確かな知識、豊かな感性及び実践力を養う。
3.豊かな教養と技術者としての倫理観を養い、社会に貢献できる広い視野を育む。
新居浜工業高等専門学校の特徴
新居浜高専では、「創造性のある実践的技術者の育成」を役割とした高専生が活躍できる場があります。
そのための実験や実習を重視した教育プログラム、早期教育の利点を活かしたものづくり実践教育の実施、問題解決型グループ学習(PBL)の積極的な導入など、常に時代の先端を行く教育の実現をめざしています。
新居浜高専は「技術で羽ばたけ 世界へ未来へ ~新居浜高専~」をキャッチコピーとし、実践的で創造的な技術者の育成に向かって、地域とともに歩む信頼される学校をめざしています。
新居浜工業高等専門学校の学生寮
新居浜工業高等専門学校には学生寮が用意されており、男子寮を「向陽寮」と言い、女子寮を「清風寮」と言います。
寮では、規律ある共同生活を通して、協調・友愛・自立の精神の育成を目指します。
1年生から3年生までが生活する棟では、寮生の登校後、教員が全室巡回し、棟を下校時間まで施錠します。
女子寮はカードキーによる 入退館システムとなっており、玄関には防犯カメラも設置されています。
寮では、毎晩2名の教員が宿直にあたり、巡回します。
寮内の居室から自分のパソコンをインターネットに接続して、課題の調べ物をするなど、自学自習に役立てることができます。
新居浜工業高等専門学校の学費
新居浜工業高等専門学校の入学料は84,600円、年間授業料は234,600円となっています。
他に、制服・教科書教材費等が別途必要になります。
授業料は、在籍36カ月の期間について申請により就学支援金の支給が認められた場合、世帯の課税額に応じて減額される制度があります。
奨学金制度
経済的理由により学費の支払いが困難な学生を対象にした奨学金制度が新居浜工業高等専門学校にも用意されています。
新居浜工業高等専門学校で受けることのできる奨学金は日本学生支援機構奨学生や県、市及び財団法人等による奨学金制度が数種あります。
その中で、高校生等奨学給付金制度は全ての高校生等が安心して教育を受けられるよう、非課税世帯を対象に、教育に必要な授業料以外の経費(修学旅行費、教科書費、教材費、学用品費、通学用品費、校外活動費、生徒会費、PTA会費、入学学用品費等)を支援する高校生等奨学給付金を支給します。
なお、この制度による給付金の返済は不要です。
次に高等学校等就学支援金制度についてですが、家庭の状況にかかわらず、全ての意志ある高校生等が安心して勉学に打ち込める社会をつくるため、国の費用により、生徒の授業料に充てる高等学校等就学支援金を支給し、家庭の教育費負担を軽減するものです。こちらも返済は不要です。
就学支援金は学生本人(保護者等)が直接受け取るものではありません。
学校が学生本人に代わって国から就学支援金を受け取り、授業料に充当するものです。授業料と就学支援金との差額分については学生本人に負担していただくことになります。
新居浜工業高等専門学校の就職
新居浜高専の卒業生は、毎年高い求人倍率を誇ります。
全学科に対して約10倍を超える安定した求人があり、ほぼ100%の就職率を誇っています。
それぞれの学科の特徴を活かし、広い分野で、また広い地域で活躍しています。
卒業生の進出分野は広く、それぞれの仕事の内容は異なりますが、企業で期待される幹部要員として、研究・開発設計、生産管理、情報処理など様々な分野で活躍しています。
新居浜工業高等専門学校の進学率
新居浜工業高等専門学校を卒業したからと言って必ず就職しなければいけないと言うわけではありません。
卒業後も、勉強や研究を進めたい学生のために、専攻科及び大学編入学制度が設けられています。
新居浜高専の専攻科は、「生産工学専攻」、「生物応用化学専攻」及び「電子工学専攻」があります。
専攻科修了者は、専攻科において62単位以上を取得の上、大学改革支援・学位授与機構に申請し、その審査に合格することにより学士の学位を取得でき、大学院へ進学することも可能です。
大学への編入学制度は、主として高専本科卒業生を対象として、4年制大学の3年次に編入学でき、しかも高専卒業生のための特別な入学定員枠が設けられています。
新居浜工業高等専門学校の偏差値は高い?難易度も解説
ここからは新居浜工業高等専門学校の偏差値と難易度について解説していきます。
新居浜工業高等専門学校の偏差値は61を誇っており、偏差値ランキングでは愛媛県内151件中9位、愛媛県内国立では1位となっています。
全国にある高専の平均偏差値は62.2と言われており、61の偏差値を誇る新居浜工業高等専門学校は入学しやすい高専といえます。
新居浜工業高等専門学校の評判
ここでは新居浜工業高等専門学校の実際の評判について紹介していきます。
教員はほとんどが修士・博士で、普通校とは違い、「教授」や「准教授」などの称号を持っています。英語や地理など、一般科目に関しては非常勤の講師の方が講義をされることがありますが、専門科目に関しては称号持ちの教員が講義をされることがほとんどです。
部活動も活発で、高専ならではの「ロボ研」やコンピューター部、そして軽音部やバスケ部のようなメジャーな部活から、「マルチメディア愛好会」や写真部のような部活まで、非常に種類が多いです。ゆるく楽しめる部活もあり、いくつも兼部することができます。
みんなの高校情報<愛媛>
また、とてもレベルの高い勉強で追いつけなくなってしまうんじゃないかという心配も不要です。先輩や先生はとても優しいので勉強を聞いたら教えてくれるし、授業もとても丁寧でテストなども今のところ順調に終えることが出来ています。
みんなの高校情報<愛媛>
以上のように専門的な内容を学びたい学生や、目的のある学生にとっては専門的な知識を学べ充実した学校生活が送れます。
しかし偏差値61という一般的には高めの水準を誇っており、真面目に勉強をしないと進級や卒業が難しくなってしまう可能性があります。
その為、高校生活を遊んで過ごしたいという方や工業の専門分野で学びたいという気持ちや、将来への強い夢を持っていない人は注意が必要です。
新居浜工業高等専門学校の対策方法
最後に新居浜工業高等専門学校への進学を希望している方に向けて、対策方法を紹介します。
まず、新居浜工業高等専門学校では推薦選抜と学力選抜の2種類の方法があり、推薦入試では一定の条件を満たした生徒を対象に調査書(内申書)と面接、口頭試問(数学・英語)の総合判断で選抜が行われます。
そして、新居浜工業高等専門学校の学力選抜は、5教科の学力検査の点数と内申点の合計点を評価して行います。
学力検査は各5教科700点満点(数学・理科各200点満点)となっており、調査書の配点は非公表となっています。
調査書に特殊な傾斜配点がかかっていない以上、学力試験の得点の割合が高くなりますので、しっかりとした対策が必要になってきます。
新居浜工業高等専門学校の入試対策は「飛高専塾」
飛高専塾では日本初のハイブリット型学習塾として【一般高校受験×国立高専受験】の2軸を兼ね備えており、少人数制の授業を通してお互いを刺激し合いながら密度の高い授業を行っています。
また、独自の「プレゼンテーション式学習法」を取り入れているので、普段学校でなかなか発言ができないという生徒も塾の授業を通して自己表現能力を身につけることができ、発表内容は宿題からランダムで割り振られるため宿題はもちろんのこと、発表のための準備を自らするようになります。
自己表現能力は面接のときに活かせるだけではなく、今後新しい入試制度が導入された時に必要になってくるなど、受験を突破するのに自己表現能力は欠かせない能力です。
さらに、学習した単元や内容をしっかりと理解できているのか確かめるために塾内オリジナル単元別テストの実施等も行っているため、学んだ内容をあやふやなまま進めるのではなく、しっかりと身につけたうえで勉強を進めていくので学力の底上げができます。
一般高校の受験対策と国立高専高校の受験対策の2つの軸で受験生のサポートをしているため、一般高校への受験を考えている方や国立高専への受験を考えている方、どっちも挑戦してみたいという全ての受験生におすすめです。
新居浜高専の偏差値と評判・難易度・対策方法|まとめ
社会で活躍できる実践的・技術的な知識・経験を身につけることができる高等専門学校の1つ、新居浜工業高等専門学校の特徴や進学・就職状況、偏差値や難易度に加えて対策方法まで紹介しました。
新居浜工業高等専門学校は専門的で実践的な学びを深めることができるだけでなく、海外の企業でインターンすることができるなど、貴重な体験をすることができます。
偏差値は61と比較的高いため、適切な受験対策が必要です。
そんな新居浜工業高等専門学校への合格を目指すには【一般高校受験×国立高専受験】の日本初のハイブリット型学習塾「飛高専塾」の国立高専進学コースがおすすめ。
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国立高専では一般的な高等学校と入試形式や出題形式・難易度が大きく異なるため、適切な対策を行うことが大切です。
飛高専塾では塾生以外でも申し込み可能な実際の入試問題レベルを想定した「国立高専模試」を実施しており、この模試を通して明確な学力を測り、細分化して分析した自分の苦手を把握することによって受験勉強に活かすことができます。
さらに、高専模試受験者を対象に実際に高専受験を突破した先輩と対面で交流ができ、高専受験に対する疑問や不安、実際に通ってみた感想など様々なお話をすることも可能です。
国立高専への進学を考えている方や悩んでいる方、新居浜工業高等専門学校への進学を検討している方はぜひ飛高専塾へご相談ください。
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