2023.5.17
【志望校合格】飛高専塾が教える広島県公立高校入試対策 国語編
飛高専塾 広島駅前本校 吉川先生
勉強が苦手な生徒でも分かりやすいよう"仕組みを徹底的に言語化"して伝えます! 問題の根本を理解することで、応用問題にも対応できる力を身につけて、本質的な学力向上が図れる指導を意識しています。 また、生徒一人ひとりとコミニュケーションを積極的に取りながら、一人ひとりの生徒と二人三脚で勉強に向き合い、『苦手を得意に』をモットーにご指導いたします。
こんにちは!
広島県を中心に学習塾を展開している飛高専塾です!
さて、受験生の皆さん。
ついに3月を迎え、新たな年度を迎える時期となりました。
現中学2年生は新中学3年生、つまり受験生へと進級します。
さて、志望校は決まっていますでしょうか?
受験生としての生活をより明確にするためにも、目標設定は重要です。
自分自身がどの高校に行きたいかはなるべく早く決定するようにしましょう。
ただし、この志望校はあくまでなんとなくここに行きたいな〜程度で大丈夫です。
重要なのは目標があるかないかです!
高校受験は人生を左右する一大イベントです。
自分が思い描く未来を歩めるように残り期間何をするべきかを考えて行動しましょう!
今回は、広島県公立高校入試の国語に対する受験勉強の方法についてお話しさせていただきます。
今年度から新たに実施される公立高校入試制度では、ご存じのとおり学力試験の比重が大きくなります。
いかにして、学力試験で高得点を取るかが、合格への鍵になってきますので、これから受験生となる中学2年生はぜひ、参考にしてみてください!
①受験生として何をするべきなのか?
残り1年間と聞くと、まだまだ時間に余裕があると感じると思います。
ただ、受験は一瞬です。
モタモタしているうちに夏が過ぎ、冬がやってきます。後から『あの時やっておけばよかった。』
と後悔しないよう、今のうちからきちんと計画を練りながら受験勉強を進めるようにしましょう。
受験勉強では、どれだけしっかりとした準備をしようが、入試日が近づくと心に焦りは生まれるものです。ですので、この入試まで残り1年という時期では、直前に焦らないような『準備』を行うことが非常に大切です。
1年後の自分自身が効率よく受験勉強に取り組めるよう、以下のことを意識しましょう!
受験勉強に向けた今やるべき準備①1〜2年生の苦手範囲を把握!
まず、1〜2年生の苦手範囲の把握です。
模試の成績などが伸び悩む生徒の例として、
なんで点数が取れないか分からないや自分の苦手がどこか分からないといったことが挙げられます。
これだと、たしかに伸びるはずがないですよね?
なぜなら、自分自身が何をしたら伸びるかを知らないのであれば、正しい受験勉強が行えるはずがありません。
どのように受験勉強していくのかは1人ひとり違うはずです。
だからこそ、少しでも早く自分の苦手を把握しておくことが重要なのです。
では、苦手を把握する1番簡単な方法は『模試の結果を振り返ること』です。
基本的に模試では、点数とは別にさまざまな自分の情報が浮き彫りになります。
例えば、大問ごとの正答率などが挙げられます。
実は、この大問ごとの正答率が非常に重要です。
各科目ごとに大問の正答率を見てみましょう!
その中で、自分自身の得点の中で低い大問を見つけてください。
そこがあなたの苦手な範囲です。
これで、苦手な範囲の把握は大丈夫そうですね?
万が一、模試を受けたことがない人は、学校のワーク等で学年のまとめ問題を解いてみましょう。
どの単元が苦手か、そのまとめ問題の正答率で把握できるでしょう!
そして、苦手範囲が把握できれば、自分自身がするべき勉強というものが見えてきます。
そうなれば、点数UPも間違いないでしょう!!
受験勉強に向けた今やるべき準備②『まとめノート』をつくる!
次に、『まとめノート』をつくるですが、
よくやってしまう受験勉強のやってはいけない勉強方法として様々な参考書を購入し、複数の問題に着手することが挙げられます。
例えば、まだ、参考書が完璧にこなせれてないにも関わらず、新たな参考書を買ってみたりする人がいますが、これはかえって逆効果です。
なぜなら、
・解いた気になって、問題への対応力が上がらない。
・一度覚えたはずの知識が違って見えることから、不安が増してしまう。
そこで、確実に点数を上げるにはこれまで解いてきた過去問などの解けない問題を無くすことが重要になってきます。
ここで、『まとめノート』が活きてきます。
この『まとめノート』には普段解いた問題において間違えた問題番号(教科書のページ等)をメモしておきます。
そうすることで、自分が苦手としている問題をこの1冊のノートで管理することができ、より効率の良い勉強に着手できるのです!
確実な点数UPを図りたい受験生はぜひ参考にしてみてください!
受験勉強に向けた今やるべき準備③3年生で習う単元を確認し、1・2年生の知識が必要な場合、重点的に復習しておく!
まず、勉強というのは、常に新しいものだけを利用するわけではなく、すでに習った範囲を新しい内容と融合させるものになっています。
現に、中学生になっても掛け算や割り算は使っていますよね?
この根本は中学生になっても変わるものではありません。
ですので、中学3年生で新たに習う範囲も中学2年生までの内容をどこまで理解できているかが大切です。
例えば、数学でいくと、中学3年生では、
二次関数や相似問題などを習っていきますが、
二次関数でいうと必ずと言っていいほど、一次関数の時に習った内容を活用します。
相似問題でも、図形の性質を活用したりと、中学2年生までの内容が使えるかどうかで応用まで解けきれるかそうじゃないかが変わってきます。
もう少しで迎える春休み中に1〜2年生の内容で3年生になっても使う部分があるかどうかはしっかり確認しておきましょう!!
②説明的文章(論説文)の解き方
さて、ここからは実際に問題の解き方を説明していきます。
まず、文章というのは当たり前ですが、文がいくつも集まることで構成されます。
そして、文章を構成する文にはそれぞれ役割があり、説明的文章(論説文)においては、以下の役割が与えられます。
主張→理由→具体例→反対意見
この文ごとに与えられた役割が繰り返されることで文章は構成されています。
なので、文を役割毎に分ける力が必要になってきます。
文を役割ごとに分けるには、接続語に注意する!
説明的文章(論説文)では、接続語を見ることで文章の役割が把握できます。
接続語に注意して読むことで、説明的文章(論説文)を役割毎に分けることが可能になり、問題を解き進めることができます。
ここで、文を役割毎に分けることができ、問題へとチャレンジすることができます。
さて、それでは説明的文章(論説文)を解くにはどのようにすればよいのかというと、
それは、問題に応じて当てはめるということが必要です。
どういうことかというと、実は国語の問題パターンは2種類しかなく、
①〜はなぜですかと理由を聞く問題。
②〜はどういうことですかと言い換えを聞く問題しかないのです。
そのため、上記に挙げている接続語ごとにおける文の役割において、
理由を聞かれている問題であれば、役割が理由となる文を見つけ、解答していくことで正解することができます。
また、言い換えを聞かれている問題であれば、
主張の役割をしている文を答えてあげることで正解することができます。
したがって、説明的文章(論説文)を解く時は、接続語に注意して、文の役割を把握する!
→問題のパターンを把握し、役割毎にわけた文章のどれを聞かれているかを考える。
この流れを意識することで、確実に点数を取ることができるでしょう!
③文学的文章(論説文)の解き方
この文学的文章を解く上で、注意する点はまず、登場人物の心情の変化を把握することが重要です。
文学的文章では主に文が心情の役割を持ち、さまざまな心情(文)が繰り返されることで文章を構成しています。
そのため、文学的文章を理解して解くには心情を把握する必要があります。
心情を見分けるには、出来事に注意する!
それでは、文学的文章で心情を把握するには何に気をつければ良いのかというと、出来事に注意するという点です。
心情の変化が表される前には必ず、何かしらの出来事が生じます。
その出来事によってどのように心情が変化していくのかが文章として構成されていくのです。
なので、文学的文章を解くには、まず出来事に着目し、その出来事前後の心情の変化というのに着目し、文章を読み進めていきましょう!
また、文学的文章では、『いつ、どこで、誰が、何をして、どうなったか』が必ず書かれています。
そして、時系列のズレなどから引っ掛けの選択肢が出題されます。
そのため、しっかりと登場人物の関係性と出来事と心情の変化。
その場面がいつのもので、どこで、誰が出てきて、何をして、どうなったのかを意識しながら読み進めるようにしていきましょう!
④まとめ
いかがでしたか?
今回は、公立高校入試対策国語編についてお話しさせていただきました。
自分自身が志望している高校に合格するにはどのようにすれば良いのかをしっかりと明確にして、残りの期間しっかりと勉強に励みましょう!
今年度から広島県では新たな入試制度が導入され、当日の学力検査の点数が合格にかなり大きな影響を及ぼします。
志望校合格を自分の手で掴み取れるかどうかの勝負はすでに始まっています。
志望校合格を勝ち取ることができるようこの一年間を有意義に過ごしていきましょう。
最後までご愛読いただきありがとうございました!
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