2024.11.09
国立高専受験を考えてる方必見!/国立高専入試はどうしてレベルが高いのか徹底解説!
飛高専塾 徳山校 中原先生
勉強が苦手な生徒にも、「授業が楽しい!」「苦手じゃなくなった!」と言ってもらえるような授業を心がけています! 生徒とのコミュニケーションをしっかりととり、生徒1人1人に合わせた指導方法で皆様のこれからをサポートさせていただきます!
国立高専受験を考えてる中学生の皆様、
こんにちは!
今回は、「国立高専入試はどうしてレベルが高いのか」を徹底解説していきます!
「今年度の国立高専受験を考えてる方」
「国立高専合格に向けて早いうちから対策をしたい方」
「高専に興味あるからもっと色々知りたい方」
必見です!
この記事を読んだ後、高専入試において「不安だな」と思っていたことが消えます!
ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
国立高専受験を考えてる方必見/国立高専の情報が少ない!?
国立高専について皆様はどれくらい知っていますでしょうか?
ネットに出ている情報や自分が通っている学校からもらう情報はかなり少ないと思います!
まずは高専というものを知ってみましょう!
高専の基本的な情報
まず高専とは、未来あるエンジニア(実践的な技術者)を養成することを目的とした高等教育機関です。
高専入学後は、5年一貫教育となっており技術者に必要な専門知識を身につけます。
実験や実習を重視した専門教育になっており、これは学んだことを応用する能力を身につけるためと言われています。
設置学校数は全国で58校(国公私合わせて)あります!
高専に行くことのメリット・デメリット
高専に行くメリットは多数あります。
よく言われるのは「就職率が100%」です!
高専は前文にも述べた通り、
“未来あるエンジニア(実践的な技術者)”
を養成しているので、企業からしたら高専卒業生は即戦力となります。
だから、企業からの需要は高く就職率が100%となるのです。
他には、
「大学受験がないのでゆっくりと自分のペースで研究ができる」というメリットもあります!
高校3年生の冬は、一般公立高校の場合ほとんどの人が大学に進学するために受験勉強をします。
その間、高専生は大学受験がないので自分がやりたい研究や資格の勉強、海外留学も可能になるのです。
また、大学受験はないですが高専卒業後に国立大学に編入する生徒もいます。
編入試験より、大学入試の受験勉強の方が大変なのです。
では、デメリットはどういったものがあるのでしょうか。
1つ目は、高専は一般公立高校と比べて授業の進むスピードが早いです。
なのでついていけなくて留年してしまう生徒もいます。
課題やレポートを計画的にこなし、普段から勉強しておけば何の心配もいらないですけどね!
2つ目のデメリットは、
高専を卒業後、社会に出ると大卒ではなく高専卒という経歴になります。
大卒の方が待遇が良い場合もあるので、そこはよく調べてから就職活動をするようにしましょう!
以上が、メリットデメリットになります。
もしも相談したいこと、質問したいことがある場合、
飛高専塾は「入試説明会」を度々開催しております。もちろん完全無料です!
次は12月14日(土)に開催します。
ご興味のある方、少しでも質問してみたい方はお気軽に下記のフォームボタンからお問い合わせください!
国立高専の入試について
国立高専の入試方法は2つあります!
1つ目は推薦入試、2つ目は学力入試になります。
推薦入試は、内申点と推薦書が必要です。
入試日程は、各高専毎に異なっており基本的には1月中旬に行われます。
試験内容は、面接や小論文、高専によっては口頭試問もあります!
学力入試は、今年度 令和7年2月9日(日)に行われます。
5教科の学力試験になっており、高専によって傾斜配点がつく高専もあります。
では、次に入試内容についてもう少し詳しくお話しさせていただきます!
国立高専受験を考えてる方必見!/入試の内容は一般公立高校と異なる!?
一般公立校高校の入試と何が違う?
まず大きな違いとして、一般公立高校入試は記述試験に対して国立高専入試はマークシート方式となっています。
さらに英語のリスニング問題もないです!
入試の攻略の仕方が全く異なるので、普段の一般公立高校向けの対策をしていても時間がもったいないです。
正しい勉強法を知り、継続しないと合格への道は遠ざかるでしょう。
傾斜配点があるとどうなるの?
前文に述べた通り、高専によっては傾斜配点がある場合があります。
特に数学と理科が多くみられます。
例えば、徳山高専は数学が2倍、理科が1.5倍のような傾斜配点がつきます。
国語、社会、英語ができていても数学と理科ができてないと、数学と理科の点数が高いライバルに総合点で負けてしまうのです。
このように数学と理科はかなり重要な科目になってきます。
偏差値が同じくらいの一般公立高校と比べて入試のどこが違うのか
例えば,
徳山高専と徳山高等学校はどちらも偏差値が68とかなり高いです。
偏差値は一緒なのに、徳山高専の入試は難しいと言われています。
問題数や制限時間、科目数は変わりません!
では、なぜ高専入試は一般公立高校の入試より難しいと言われているのか、、
それは、問題の難易度が徳山高専の方が難しいからです!
言うなれば、一般公立高校の応用問題レベルがぎっしりと詰まった入試になっています!
これを時間内に解かないといけません。
皆さんは時間内にすべて解く自信はありますでしょうか?
何も対策しないで自信があると言える人は少ないでしょう。
なので、自分の苦手分野を分析し、高専入試に向けた練習をしましょう!
そのために飛高専塾では、「高専模試」というのを行っています。
「高専模試」とは、
マークシート方式で、一般公立高校向けの模試に比べて問題の難易度が高い、高専入試に特化した模試になっています!
さらに、模試が終わった後に「分析シート」を配布いたしますので、自分の苦手分野がはっきりとわかります。
これからなにを勉強したらいいのかが一目でわかります!
次回は、11/17(日)に対面で行います。
オンラインの方も受け付けていますので、
お気軽に下のフォームからお問い合わせください!
国立高専受験を考えてる方必見!/国立高専入試に向けた勉強方法とは!
前文にも述べた通り、高専入試は一般公立高校の入試の応用問題レベルがぎっしり詰まっています。
それを時間内に解くのですが、ただただ勉強をしていても何の対策にもなりません。
では、どのような勉強をしたらいいのでしょうか?
問題の解き方を変える!
問題を解く上で、
「この問題はこうやって解く」
や
「こんな感じで解く」
といったように、なんとなくで解いてる方がほとんどだと思います。
これだと、少し違う言い回しで問題を出題されると困ってしまいます。
過去問をどれだけ解いても初見問題は解くのに時間がかかるでしょう。
初見問題にも対応できるように、問題を言語化しパターン化する練習をしましょう!
問題を言語化し、パターン化する!とはどういったやり方なの?
例えば、一次関数の問題です。
一次関数で求めて欲しいもののパターンは、
①座標
②直線の式
③面積
が多いです。
それぞれを求めたいものと設定し、そこを分析していきます。
では、求めたいものを①座標と設定します。
求めるための方法は何があるでしょうか。
・連立方定式
・代入法
・グラフからの読み取り 等
では、次に上に挙げた「方法」のために必要な情報は何かあるでしょうか。
・直線の式
・他の座標
・グラフ
必要な情報が揃っていれば解けそうですが、揃ってない場合はまたそれを求めるものに設定して分析していきます。
求めたいもの 直線の式
方法 連立方程式
変化の割合
情報 2つの座標
傾き、切片
今述べたことを、ひたすらループして問題を解いていきます。
これを言語化する、しないで問題を解くスピードはかなり変わってきます。
もちろん練習には時間がかかります。
なので、中学2年生の夏にはこのやり方を癖づけて勉強したいですね!
では、
「今年受験をする中学3年生はどうしたらいいんだ」
ってなりますよね!
中学3年生、逆転合格するための冬!
学校や他塾では、一般公立高校向けの対策しかしないので、高専入試に向けた十分な対策ができません!
周りに高専受験生も少ないので、温度差でモチベーションが低下してしまう可能性もあります。
そこで、飛高専塾は12/1(日)から1/10(金)で「冬期講習」を行います!
高専受験生しか周りにいないので「モチベーションの向上」につながり、
ただ過去問を解くのではなく、問題を解く上での
「基礎分野の徹底的な復習」を行います!
正しい勉強法を早めに知っておき、無駄な時間を無くしませんか?
逆転合格に必ず繋がります!
ご相談や質問等ありましたら、
下記のフォームからお問い合わせください!
まとめ
皆様いかがでしたか?
国立高専入試の難易度は高く、正しい対策をしないといけないというのが伝わりましたでしょうか。
やることは大変ですが、やれば必ず自分の思い描く未来につながります!
受験生の皆さんも、これから国立高専を志望しようと考えている方も
この記事を読んで心を切り替えて勉強を頑張っていきましょう!