2023.3.27
『飛高専塾 / 国立高専(工業高等専門学校)と工業高校の違い』
飛高専塾 広島駅前本校 吉川先生
勉強が苦手な生徒でも分かりやすいよう"仕組みを徹底的に言語化"して伝えます! 問題の根本を理解することで、応用問題にも対応できる力を身につけて、本質的な学力向上が図れる指導を意識しています。 また、生徒一人ひとりとコミニュケーションを積極的に取りながら、一人ひとりの生徒と二人三脚で勉強に向き合い、『苦手を得意に』をモットーにご指導いたします。
受験生の中には、どこを受験すれば良いか分からない。どんな基準で志望校を見れば良いか分からない。各高校の何が違うのか分からない。このような悩みを持つ生徒がいます。 特に国立高専では、国立高専(工業高等専門学校)の名前は聞いたことはあるけど、どんなところなのかいまいち分からない。通常の工業高校と何が違うのかが分からない。といった悩みを多く耳にします。そこで本日は、来年、再来年に受験を控える中学 1~2 年生に向けて、 「国立高専とはどんなところなのか」その特徴を工業高校との違いなどを踏まえながらご説明させていただきます。
「国立高専の特徴」
- 5 年制の学校である。
3 年制の高校と違い、5 年の年月をかけ、「時代にふさわしい、実践的技術者を養成する高等教育機関」です。多くの工業高校では、3 年という短い期間で工学的なスキルを身につける ため、数学や英語といった一般科目の枠が少ない傾向にあります。そのため、就職には強さを持っていますが、進学という点で見るとかなり厳しいものがあります。一方で、高専では 5 年という時間的な優位性を使い、1~3 年生は一般科目を中心としたカリキュラムを、3~5 年生では専門分野を中心としたカリキュラムで、就職にも進学にもどちらにも対応することができる学校となっています。 - 幅の広い進路選択。
1 でも話した通り、就職にも進学にも強いのが高専の特徴です。 その進学の中にも選択肢があります。まず、一つ目は編入制度を用いた大学への編入です。 高専での 5 年間のカリキュラムを修了いたしますと、大学の 3 年次へ編入学することができます。この編入学制度を使って毎年、旧帝大などに多数の合格者を輩出しています。 そしてもう一つの選択肢が専攻科に進むことです。国立高専には大学 3・4 年次にあたる専攻科があり、 より高度な技術教育を行います。専攻科の課程を修了し、各条件を満たせば学士を取得することができ、大学院に進学することができます。この専攻科のメリットの一つに大学よりも安い学費で学習に励むことができる点があります。 - 実績ある教授による指導 高専にいる教授はその多くが修士課程もしくは博士課程を修了した教授であり、現役で研究をしている教授や、自分の研究室を持っている教授がいます。そのような実績のある教授から直接指導を受けることができ、共に研究に携わることができます。そのため、高度な技術を学ぶことができ、未来に役立つ人材へと成⻑することができます。
以上だけでも高専にしかない魅力があり、高専について興味を持った人が多くいると思いますが、高専に入学することは容易ではありません。なぜなら、公立高校と入試体系が異なり、対策してくれる塾もないため独学で目指さなければなりません。このような状況を打破するべく 飛高専塾では国立高専(呉高専)を実際に卒業した講師による国立高専対策コースを導入してあります。国立高専に興味を持っている生徒の皆様、実際に国立高専に通っていた講師からの説得力のある指導で合格を勝ち取りたいと思いませんか?
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