2023.7.28
豊田高専受験生必見!英語対策法!

いきなりですが、皆さんは高専の英語事情をご存じですか?
実は高専は一般の高校に比べてかなり英語に力を入れています。
全国に51校ある国立高専ですが、今回は愛知県豊田市にある豊田高専の英語について、ご紹介していきます。
というのも、豊田高専は高専の中でも、国際交流に力を入れており、多くの外国人交換留学生が在籍しています。同時に、多くの豊田高専生が留学に挑戦しています。
ですので、この記事で意外と知られていない高専と英語をテーマに、
豊田高専の国際交流
受験生用 高専英語対策メゾット
大学編入とTOEICのスコア
についてまとめたので、高専を受験しようと考えている方は是非参考にしてください!

1.豊田高専の国際交流

留学プログラム
豊田高専(豊田工業高等専門学校)は、日本の工業高等専門学校の一つであり、ハイレベルな専門カリキュラムに加えて、国際交流にも力を入れています。 豊田高専では、国際交流の体制が整っており、学生が留学や海外インターンシップなどの機会を通じて国際的な経験を積むことができます。 1982年~2020年までの間で、1年間の留学を経験した生徒の数は841名もいらっしゃいます。留学先の国としてはアメリカ、ドイツ、オーストラリアをはじめ、42か国もあります! このように、国際交流の一環として、豊田高専では留学プログラムを提供しています。 学生は他の国の大学や教育機関との交流を通じて、異文化や異なる学術環境を経験することができます。 これにより、国際的な視野を広げるだけでなく、言語能力や国際的なチームワークスキルの向上にも役立ちます。 また、豊田高専には外国人留学生が寮生活をしながら、日本語や専門科目を学んでいます。モンゴル、マレーシア、カンボジアなど世界から豊田高専に学びを求めてきています。その他の国際活動
また、豊田高専は海外の大学や研究機関との連携を進めており、共同研究や学術交流などの活動も行っています。これにより、豊田高専の学生や教員は国際的な研究ネットワークに参加し、最新の技術や知識を共有することができます。 さらに、豊田高専は国際的な学生交流イベントやカルチャーエクスチェンジプログラムなども実施しています。 これらの活動を通じて、留学生や日本の学生が交流し、異なる文化や考え方を理解し合う機会を提供しています。 このように豊田高専では、学校内でも多文化への理解を大事にしています。 豊田高専の国際交流の取り組みは、学生のグローバルな視野を育成し、国際社会で活躍するための基盤を築くことを目指しています。2.高専の英語入試問題の特徴

入試問題のレベル
ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、高専の入試問題は毎年全国共通です。 そのため、豊田高専が国際交流に力を入れているからといって、他の高専より入試問題が難しいということはありません。 しかし、高専の入試問題は一般高校入試より難しいと言われています。高専の偏差値は一般公開されていないですが、目安として、豊田高専の偏差値は64とされています。 高専を受験する中学生の定期テストの5教科合計得点は450点を超えると言われています。 そのため、かなりハイレベルな受験戦争と言えるでしょう。 さらに、高専の入試問題は公立高校の入試問題と形式が異なるため、高専入試を突破するためには高専入試のための学習が必要になってきます。 そのため、高専入試に対して、しっかり準備をして試験に挑む必要があります。入試問題の特徴
豊田高専(豊田工業高等専門学校)の入試では、一般的に英語の試験が行われます。英語の試験は、リーディングセクションで構成されます。 リーディングセクションでは、英文の文章や短文が与えられ、その内容に関する質問が出題されます。文章の理解力や文法、語彙の理解が求められます。文脈から推測したり、文章の主旨や詳細を把握したりする能力が問われる場合もあります。 具体的な問題形式や詳細な範囲は、豊田高専の入試要項や過去問を確認することでより具体的な情報を得ることができます。3.豊田高専受験対策!英語勉強法!

基礎固め
英語を勉強するうえで、一番大切なのが基礎です。リーディング、リスニングともに多くの英語を理解する必要があります。 どれだけ英単語の勉強をしていても、分からない単語に出くわすことはさけられません。そこで、英語の基礎力があれば分からない単語の意味を文脈から推測でき、難しくない問題を確実に正解することができます。 高専の入試問題は難易度が高いので、まずは基礎を固めてから、リーディングを対策していきます。具体的な基礎勉強法
基礎を固めるために効果的な英語勉強法は、まず1つの単語帳、文法書を完璧にすることです。これを行うことで英語に対して一定の自信がつき、様々な問題にチャレンジすることができるようになります。 また、基礎固めの間にリーディングの問題を解く際、多読よりも精読をおすすめします。基礎ができていない状態で多読を行っても、英文が頭に入らず、やった気になってしまいます。 これを防ぐために、慣れないうちは精読(ゆっくり丁寧に読む)ことを心がけましょう。時間がかかってしまっても仕方ないです。まずは、基礎ができるまでは時間をかけてどの文、単語、文法が理解できていないのか一つずつ把握して、解説をしっかり読み確実に理解できる幅を広げていきましょう。 完全に理解した長文を繰り返し音読することも効果的です。英語構文に慣れることができ、長文を読むスピードの向上が期待されます。多読で更なる英語力向上
基礎が完成して、精読でリーディング問題をある程度こなすことができたら、多読をすることをおすすめします。 多読とは、英文をとにかく読むことです。ここで気を付けるのが量とスピード。これまで養った基礎力と英語構文に対する理解力を使い、大量の英文に触れることによって、読解スピードの向上と文章理解力を養います。 高校受験生用の英語本でもいいですし、ひたすら長文問題をタイムアタック式で解くのもいいでしょう。ここでは、あまり細かいことは気にせず、どれだけ早く要点を理解し正しい答えを導く練習だと思ってください。あまりにも長文の問題が難しければ、精読に切り替えましょう。4.高専から大学に編入するために必要なTOEICのスコア

高専から大学に編入
豊田高専は5年制の学校ですが、大学に編入する生徒が約20%います。 大きな理由としては、将来就きたい仕事の応募条件が大卒以上であることです。また、高専で培った専門知識をさらに研究したいという思いで大学に編入する高専生もいます。編入に求められるTOEICのスコア
最低限取っておきたいスコアは600点です。これは、高校英語がしっかりできた上で、TOEIC対策を2か月くらい行えば十分狙えるスコアだと思います。 しかし、有名私立大学や旧帝大などに編入を考えている方は730点が目標になります。最近は英検よりもTOEICが重要視されていて、大学の編入や就職活動の際にも評価基準になります。 個人的な感覚として、TOEIC600点から730点にあげるには、一日の勉強量にもよりますが、3~6か月集中してTOEIC学習に取り組む必要があると思います。 ただ、一度730点を取ってしまえば、これからの大学編入、就職活動、転職活動に有利になりますよ! TOEICのスコアシートの発行期限は2年ですが、スコアの期限はなく、一生730点というスコアを履歴書に書けます。 とにかく、何が言いたいかと言うと、高専受験を考えている方、今からTOEICの勉強をする必要はないですが、英語の重要性を改めて認識し、より真剣に取り組むことによって将来の選択肢が増えます!ということです。5.飛高専塾が提供する英語学習
