2025.11.14
東京高専の紹介と入試情報

飛高専塾 広島駅前本校 伊藤先生
生徒に寄り添い、「出来ない」⇨「分かる」⇨「出来る」と、着実にステップアップをする事で勉強の楽しさを伝える事を意識しています。 苦手な部分を生徒とコミュニケーションを取り、分析して指導をする事で生徒自身が問題の根本を理解し、自分で考える力を養う事で、応用問題にも慌てずに対応出来るようご指導致します。
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皆さんこんにちは!飛高専塾のDr.伊藤です!
今回は、東京都八王子市にある東京工業高等専門学校(通称:東京高専)について、2025年度入試を見据えた最新情報をお届けします。
東京高専は全国でもトップクラスの人気と実力を誇る国立の工業高専であり、進学・就職どちらにも非常に強い学校になっています。本記事では、東京高専の基本情報、卒業後の進路の広がり、そして入試の最新情報から受験生に役立つ情報をお届けいたします。高専受験をお考えの中学生と保護者の皆さま、ぜひ参考にしてください。
目次
東京高専とは?学校の紹介と基本情報
東京工業高等専門学校(東京高専)は、1965年に設立された国立高専で、東京都八王子市に位置しています。八王子駅や京王線の北野駅からバスで通学可能で、多摩地域や23区内からの通学もしやすく、首都圏で唯一の国立高専として毎年多くの受験者が集まります。
東京高専の大きな魅力は、高い学力層と充実した教育環境です。毎年難関国立大学への編入実績を数多く誇り、ロボットコンテストや数学コンテスト、科学技術系のコンペなどで全国トップレベルの成績を残しています。
2023年度にはロボコンで全国大会優勝チームを輩出するなど、まさに“日本を代表する高専“と言える存在です。
学科紹介と勉強内容
東京高専には機械工学科、電気工学科、電子工学科、情報工学科、物質工学科の5つの学科が設置されており、それぞれ1年生から専門科目を履修します。さらに、卒業後には2年間の専攻科への進学も可能です。
機械工学科
機械設計、材料、力学、ロボット制御などを幅広く学ぶ学科。ロボコン出場者も多く、ものづくりに強い学科です。
電気工学科
電力、電子制御、回路、AI・IoT技術に対応した教育で、電気系の国家資格にも対応しています。電気やロボット制御を勉強してみたい人にお勧めです。
電子工学科
電子材料・半導体集積回路・自動制御などの分野における基礎から応用までの科目をバランスよく学習します。
また座学のみではなく問題解決の実践力を養うため、実験や実習などを大切にしています。
情報工学科
バイオテクノロジーや環境・エネルギー問題・新規材料開発について課題解決を行うために基礎的な化学知識、実験操作技法について学習します。卒業後には医薬品や化学、食品業界へ就職、進学する学生が多いです。
東京高専卒業後の進路
難関大学への編入実績が全国トップクラス
東京高専の卒業後進路の中で、最も特徴的なのは大学3年次への編入制度です。これは全国の高専生に認められた特別な制度で、一般入試よりも競争が少なく、学内成績と筆記・面接で評価されます。
東京高専の編入実績は非常に優秀で例年東京大学、東京科学大学、一橋大学(情報系)、東北大学、筑波大学、東京農工大学、電気通信大学、横浜国立大学 などに進学する学生がいます。
特に東京科学大、電通大農工大などの理工系難関校に強いのが特徴です。
また、大学編入後は大学院へ進学し、研究職や技術開発職、企業の研究所勤務などの道へ進む生徒も多くいます。
就職も超優良、研究職・技術職で高い評価
進学者が多い一方で、東京高専では就職希望者にも非常に強い実績があります。主に技術職・研究職としての採用が多く、例年、ソニー、日立製作所、トヨタ自動車、三菱重工業、富士通、東芝、パナソニック、公務員(技術系)などに就職しています。
研究や製品開発に携わる”技術職の即戦力“として高専生は全国的に評価されており、その中でも東京高専の学生は特に高い能力と意欲を持つ人材として注目されています。
東京高専の受験生におすすめの併願校

高専の受験生が併願先として選ぶことの多い学校が、地元の県立や市立の工業高校や進学校です。これらの学校は、実践的な技術教育を重視しており、高専と同様に「ものづくり」に興味のある生徒に適しています。
東京高専受験者お勧め併願校
| 学校名 | 所在地 | 特徴 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 多摩技術高等学校 | 小金井市 | 科学に強い高校 | 61 |
| 町田工科高等学校 | 町田市 | 工業高校 | 50 |
| 工学院大学附属高等学校 | 八王子市 | 私立高校 | 50-60 |
●東京都立多摩科学技術高等学校(都立の理工系トップ校)
多摩科学技術高校は、情報・化学・電子制御などを学べる都立屈指の理工系専門高校です。文理選択が不要で、理工分野に特化した学びができる点で高専に近く、併願先として非常に相性が良い学校です。
進学実績も高く、高専志望の受験生から毎年人気の併願先です。
●東京都立町田工科高等学校(実践的な工業教育が充実)
町田工業高校は、機械・電気・情報などの分野に強い技術系の専門高校**です。資格取得支援や就職支援も充実しており、高専と似た教育スタイルを持っています。
実習が多く、”手を動かして学ぶ”教育に魅力を感じる生徒におすすめ**です。
●工学院大学附属高等学校(理系特化型の私立高校)
工学院大学附属高校は、理数系・工学系の進路に強く、高専併願にも対応したカリキュラム**が整っています。大学附属の強みを活かし、内部推薦で工学院大学への進学も可能です。
特に、「万が一高専に合格できなかった場合でも、理系の道をあきらめたくない」という生徒にとって、安全で実践的な滑り止め校となります。
併願校を選ぶときに気をつけたい4つのポイント
・試験日が東京高専の入試と重ならないか確認する
高専の入試は例年2月上旬に行われるため、その前後の日程で試験がある高校を選びましょう。
・入試形式の違いに注意する
高専はマークシート式、併願校は記述式であることが多いため、それぞれの形式に合わせた学習が必要です。
・合格後の進路をしっかり考える
「もし、東京高専に不合格だった場合、併願校で納得のいく高校生活を送れるか?」という視点も大切です。自分に合った校風や学びの内容も含めて選びましょう。
・試験慣れをする
試験中、望校の受験はとても緊張すると思います。試験慣れをするために私立高校などで事前に試験を受けておくと良いでしょう。その際は自分の学力からワンランク下げたところを受験すると良いです。
イベント紹介:中学生向けも充実!
進路を決めるときにはHPや人からの話だけでなく、説明会に参加してみたり、実際に学校に行ってみることが大切です。2025年に行われる説明会やオープンキャンパス情報を紹介するので、ぜひ参加してみてください!
・オープンキャンパス(夏~秋):学校見学や学科実習体験ができる。
| タイトル | 実施日 | 内容 |
|---|---|---|
| オープンキャンパス | 令和7年9月28日(土,日) | 学校説明会 学科体験 入試説明 模擬授業 部活見学 |
| オープンキャンパス くぬぎだ祭(高専祭) |
令和7年11月1,2日(土,日) | 学科店 模擬店 |
| 入試問題解説会 | 令和7年12月7日(日) | 入試問題解説 |
入試情報(令和8年度)
ここまで、東京高専について紹介してきましたが、実際に入学してみたいと思っていただけましたか。
ここからは、東京高専の入試について紹介します。入試が近づいてきたら募集要項の確認もしっかりと行いましょう。
募集人数
◇機械工学科:40名(内推薦6割ほど)
◇電気工学科:40名(内推薦6割ほど)
◇電子工学科:40名(内推薦6割ほど)
◇情報工学科:40名(内推薦6割ほど)
◇物質工学科:40名(内推薦6割ほど)
アドミッションポリシー
東京高専では、以下のような学生を求めています
1.理数系科目が好きであり、それらの科目の成績が優秀である。
2.科学や技術の分野で新しいことを学びたいという学習意欲がある。
3.英語でのコミュニケーション能力習得に熱意がある。
4.ものづくりに興味があり、新しいものを作りたいと考えている。
5.仲間とともにグループで作業ができる。
6.自覚的な行動ができる。
7.規則正しい生活と、毎日の自発的学習ができる。
選抜方法
1. 一般推薦による推薦選抜(全学科)
●推薦出願要件(主要要件のみ抜粋)
・当該学科を志望する動機、理由等が明確で適切なもの
・合格した場合入学を確約できる者
・中学校第3学年の9教科評定値がそれぞれ5段階評価で合計36点以上の者かつ、数学、理科及び英語の評定が4以上の者
●実施内容:調査書の評価(70点)、面接(30点)の結果を総合評価。
調査書点計算方法:第三学年のみ計算する[内申点×1.8倍 数学・理科・英語]+[内申点×1.3倍 他科目]+[英検・数検 (各2点 準2級以上)]
●実施日 :未公開
●合格発表:未公開
2. 学力による選抜(全学科)
●試験科目:理・英・数・国(数学2倍 他各100点満点)
計算方法詳細:各科目の得点×0.14倍した得点
●内申点:30点
2年生及び3年生の9教科成績の合計値を3倍
内申点計算方法:
理・英・数・国・社 各評定×1.2×0.6
音楽、技術・家庭、美術、体育 各評定×1.0×0.6
●総合計:100点
●解答方式:すべてマークシート
●実施日:令和8年2月8日(日)
●合格発表:未公開
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| 詳細 | |
|---|---|
| 日程 | 2025年10月26日(日)〜2025年11月9日(日) |
| 申し込み締切 | 10月25日(土)22時まで |
| 参加方法 | 対面受講orオンライン受講を選択 |
| 参加費用 | 5,000円 |
| 内容 | 9:15~9:25までに集合(対面受講の場合) 9:30~10:20 理科 10:40~11:30 英語 11:50~12:40 数学 12:40~13:30 昼休憩 13:30~14:20 国語 14:40~15:30 社会 解散 |
| 実施場所(対面) | 飛高専塾 ・広島駅前校(広島県) (オンライン受講も可) |
| 持参物 | 筆記用具、腕時計、昼食、飲料 |
| 問い合わせ方法 | ・申し込みフォームから問い合わせ |
詳細につきましては、下記からご確認お願いいたします!
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| 実施場所(対面) | 飛高専塾 ・広島駅前校(広島県) (オンライン対応も可能です) |
| 持参物 | 筆記用具とノート、飲料 |
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| 参加方法 | 対面受講orオンライン受講を選択 |
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| 実施場所(対面) | 飛高専塾 ・広島(広島駅前本校) ・(オンラインも選択可能) |
| 持参物 | 筆記用具とメモ書類 |
| 問い合わせ方法 | ・公式ラインから問い合わせ ・申し込みフォームから問い合わせ |
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|---|
| ・必須連語・単語集(PDF)をプレゼント ・直近の高専模試の無料受験 ・高専受験に向けたロードマップをプレゼント ・志望高専の合格判定を高専受験のプロが実施 ・高専合格に向けた学習計画の提示 ・過去問15年分(数・理・英)をプレゼント |
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まとめ
東京高専は、首都圏唯一の国立高専として、学力・教育環境・進学・就職の全てにおいてトップクラスの実績を持っています。1年生から本格的な専門教育を受けられることに加え、難関大学への編入や大手企業への就職といった進路の広がりも非常に大きいのが特徴です。
東京高専の入試はマークシート形式で記述問題は出題されません。そのため、過去問を活用し、出題傾向に沿った対策が重要です。
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