2024.9.10

徳山工業高等専門学校のそれぞれの学科についてご紹介!学科毎の偏差値や特徴は?

飛高専塾 伊藤先生

飛高専塾 広島駅前本校 伊藤先生

生徒に寄り添い、「出来ない」⇨「分かる」⇨「出来る」と、着実にステップアップをする事で勉強の楽しさを伝える事を意識しています。 苦手な部分を生徒とコミュニケーションを取り、分析して指導をする事で生徒自身が問題の根本を理解し、自分で考える力を養う事で、応用問題にも慌てずに対応出来るようご指導致します。

高等専門学校とは、「深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成する」ことを目的とし、豊かな教養と専門の工学とを身につけた有為な技術者の育成、中学校卒業程度を入学資格とする五年制の一貫教育を行う高等教育機関です。

今回は山口県周南市に校舎を構える国立高等専門学校の1つ「徳山工業高等専門学校」の学科毎の特色を始め、難易度や偏差値について解説していきます。

記事の後半では高専の対策方法について紹介するので、徳山高専への進学を検討している方や徳山高専を志望校にしている方は、ぜひ最後まで読んでください!

徳山工業高等専門学校

徳山工業高等専門学校は、山口県に校舎を構える国立高等専門学校の1つです。

学校名 徳山工業高等専門学校
住所 〒745-8585 山口県周南市学園台
電話番号 0834-29-6200
設置学科 機械電気工学科・情報電子工学科・土木建築工学科

徳山高専における教育は「情報技術をベースに、それぞれ得意とする複合技術を生かして、技術的課題を解決できる技術者」を育成することを目的としています。

これは、徳山高専卒業生・修了生の活躍分野が、業種・職種ともに多岐にわたっていることから、

多くの技術分野で必須である「情報技術」をベースとし、徳山高専開校以来の伝統である「複合技術」を活用して活躍する技術者を想定しています。

ただし、本科と専攻科では修業年限が異なりますので、めざす技術者像は自ずと異なってきます。

しかし、それらはいずれも社会の要請に応えるものでなくてはなりません。そこで本科では、発見した「技術的課題を解決できる技術者」を、専攻科ではそこから新たなものを「設計・開発できる技術者」を育てようとしています。

徳山工業高等専門学校の学科毎の特色

機械電気工学科

徳山高専の機械電気工学科は、教育方針として「持続可能な社会を構築する挑戦的エンジニアを目指す集団」としており、「データ・情報・通信技術を活用し、持続可能な社会を実現する機械システムを設計製作する技術者の育成」を掲げています!

機械電気工学科では変遷する世界の産業分野においてリーダーシップを発揮し、自ら新しい技術を生み出していく創造性豊かな技術者を育成することを目的としています。

機械電気工学科では、創造性豊かな挑戦的エンジニアを育成するための教育プログラムに基づき、低学年から自発性、創造性を育成することを重視した実践的な教育を行っています!

どんな事を勉強するの?

前述した機械システム技術を修得するために、機械・制御、電気・電子、データサイエンスに関する科目が設けられており、未知の課題にアプローチし、その課題に自ら取り組む創造演習や、自由な発想に基づいてモノづくりを行う創造製作が設けられています!
創造性を養うと同時に、モノづくりに必要な計画力や創造的遂行能力が身につけられます!

情報電子工学科

徳山高専の情報電子工学科は、教育方針として「コンピューター技術をベースに電子情報システムを設計•構築する技術者の育成」としており、

これは技術的な面だけでなく、能力的、人物的な面においても十分な基礎力を備え、

将来さまざまな分野でさらに発展できる能力をもった信頼される技術者を育成しようというものです!
基礎となるカリキュラムは、

(1)コンピュータのハードウェア技術とソフトウェア技術

(2)情報処理システムを支える応用ソフトウェア技術とユーザインタフェース技術

(3)通信情報システムを支える通信技術とネットワーク技術

(4)コンピュータ応用機器システムを支える電子技術と計測制御技術

となっており、このような技術を基礎から系統的に身につけることにより、
「コンピュータ技術をベースに電子情報通信システムを設計・構築する技術者を育成」します。

これらの技術をより実践的なものに高めるために、多くの実験実習時間を設けており、自分で問題をとらえ、

自ら解決していく創造性豊かな技術者の育成をめざして、創造演習や卒業研究の指導にも力を注いでいます!

どんな事を勉強するの?

情報工学と電子工学をバランスよく学習する複合学科ですので、
コンピュータに関連する技術によって構成される電子装置に必要なソフトウェア・ハードウェア両面の技術を並行して学習でき、先端技術も修得できるような教育課程の構成となっています!

土木建築工学科

徳山高専の土木建築工学科は、教育方針として

「情報技術を活用し、地域に適した社会基盤や建築空間を設計・施行・管理できる技術者の育成」

としており、座学で土木技術と建築技術の基礎理論を学び、実験実習で実務で必要な技術を修得する授業編成となっています!

どんな事を勉強するの?

学外で泊まり込みで測量から地形図の作成までを行う集中測量実習(3年生)や、建設会社、設計事務所等でのインターシップ(4年生)も実施する為、より実践的な技術を修得することができます!

4年生以上では学年横断型の演習科目を導入しており、学生は性別・年齢・国籍を超えて協働する大切さを学んでいきます。

最新の建設技術と情報技術は不可分であり、1年生からコンピューターを用いた演習科目を積極的に導入しています!

4年及び5年生には土木系専門科目と建築系専門科目の約半数に選択科目を設けて、学生の能力と志向によって自主的な勉学と創造力の育成に役立つ配慮がなされています。

また、卒業と同時に測量士補の資格を得られるほか、在学中の選択科目の修得状況によって、一級または二級建築士の受験資格や火薬類取扱保全責任者の試験科目の免除も得る事が出来ます!

徳山高専の学科毎の偏差値・難易度は?対策方法とは?

徳山高専の学科毎の偏差値・難易度は?

ここからは徳山工業高等専門学校の偏差値と難易度について解説していきます。
徳山工業高等専門学校の偏差値は68と、とても高い水準を誇っており、偏差値ランキングでは山口県内197件中2位、山口県内国立では1位となっています!

全国にある高専の平均偏差値は62.2と言われており、68もの偏差値を誇る徳山工業高等専門学校の偏差値は全国の高専と比べても高いといえます。

高い偏差値を誇る徳山工業高等専門学校ですが、実際の入学倍率はどうなっているのでしょうか。

2023年に行われた学力選抜での受験倍率は

⚪︎機械電気工学科は1.22倍
⚪︎情報電子工学科は1.87倍
⚪︎土木建築工学科は1.93倍

という様にとても競争率が高い事が伺えます。
したがって、しっかりと合格基準をクリアする学力を身につけておきましょう。

徳山高専の対策方法

最後に徳山工業高等専門学校への進学を希望している方に向けて、対策方法を紹介します。

まず、徳山工業高等専門学校では推薦選抜と学力選抜の2種類の方法があり、推薦入試では一定の条件を満たした生徒を対象に調査書(内申書)と面接、適性検査(数学)の総合判断で選抜が行われます。

学力検査選抜では国語・数学・英語・理科・社会の5教科の合計600点満点(数学・理科が1.5倍)の学力検査と135点満点の調査書(内申点)で判断されます。

この時の学力検査と調査書の割合は8:2と学力の比重がかなり高くなっているので、徳山高専に合格するには、国立高専入試を解ききる力が求められます。

徳山高専の入試対策は「飛高専塾」

飛高専塾では日本初のハイブリット型学習塾として【一般高校受験×国立高専受験】の2軸を兼ね備えており、少人数制の授業を通してお互いを刺激し合いながら密度の高い授業を行っています。

また、独自の「プレゼンテーション式学習法」を取り入れているので、普段学校でなかなか発言ができないという生徒も塾の授業を通して自己表現能力を身につけることができ、発表内容は宿題からランダムで割り振られるため宿題はもちろんのこと、発表のための準備を自らするようになります。

自己表現能力は面接のときに活かせるだけではなく、今後新しい入試制度が導入された時に必要になってくるなど、受験を突破するのに自己表現能力は欠かせない能力です。

さらに、学習した単元や内容をしっかりと理解できているのか確かめるために塾内オリジナル単元別テストの実施等も行っているため、学んだ内容をあやふやなまま進めるのではなく、しっかりと身につけたうえで勉強を進めていくので学力の底上げができます。

一般高校の受験対策と国立高専高校の受験対策の2つの軸で受験生のサポートをしているため、一般高校への受験を考えている方や国立高専への受験を考えている方、どっちも挑戦してみたいという全ての受験生におすすめです。

まとめ

いかがでしたか?
今回は徳山高専の学科毎の特色や、偏差値・難易度についてご紹介させて頂きました!

学科毎での教育理念、教育方針から徳山高専がどの様な人材を求めているのかイメージ出来たかと思われます!
高等専門学校は高校と専門学校がセットになったようなイメージで、5年間の一貫教育で専門的な分野を学習することができます。

だからこそ、本当に自分のやりたい事、将来の事を見据えて学科の選択が出来ればと思います!

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