2023.5.06
松江工業高等専門学校の偏差値は?評判や難易度・対策方法も解説
飛高専塾 広島駅前本校 吉川先生
勉強が苦手な生徒でも分かりやすいよう"仕組みを徹底的に言語化"して伝えます! 問題の根本を理解することで、応用問題にも対応できる力を身につけて、本質的な学力向上が図れる指導を意識しています。 また、生徒一人ひとりとコミニュケーションを積極的に取りながら、一人ひとりの生徒と二人三脚で勉強に向き合い、『苦手を得意に』をモットーにご指導いたします。
高等専門学校は実践的・創造的技術者を養成することを目的とした高等教育機関です。
全国に国公私立合わせて57校あり、全体で約6万人の学生が学んでおり、一般には「高専」と略されます。
高専も学校によって偏差値や難易度・入試倍率が異なります。
今回は島根県に校舎を構える国立高等専門学校の1つ「松江工業高等専門学校」の偏差値や評判を始め、難易度について解説していきます。
記事の後半では松江高専の対策方法について紹介するので、松江高専への進学を検討している方や松江高専を志望校にしている方は、ぜひご参考下さい。
松江工業高等専門学校
松江工業高等専門学校は、島根県に校舎を構える国立高等専門学校の1つです。
学校名 | 松江工業高等専門学校 |
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住所 | 〒690-8518 島根県松江市西生馬町 14-4 |
電話番号 | 0852-36-5111 |
設置学科 | 機械工学科・電気情報工学科・電子制御工学科・情報工学科・環境・建設工学科 |
松江工業高等専門学校は全5つの科が用意されており、生産・建設システム工学専攻、電子情報システム工学専攻を有する2年制の専攻科を置いています。
松江工業高等専門学校では、「社会・地域に貢献できる創造性と実践的技術力を兼ね備えた国際的エンジニア」を教育理念として掲げています。
このことから教育研究活動において、地域のニーズに即した課題に積極的に取り組み、成果を地域社会に還元しています。
また、松江工業高等専門学校の学生に校外実習等の機会を積極的に提供して、実践的技術力の向上と社会性の養成に努めています。
国際交流についても留学生を積極的に受け入れるとともに松江工業高等専門学校の学生の海外研修を推進していってます。
松江工業高等専門学校の特徴
松江工業高等専門学校は中学を卒業した生徒の受け入れも行っており、5年間の一貫教育を通して科学技術への理解と愛情を深め、人間的成長はもとより、創造的な「エンジニア」を目指した教育を行っていきます。
自己を成長させるだけでなく、技術の進化や地域・国際社会、地球環境保全に貢献できる「エンジニア」の育成に力を入れています。
授業や実習内容も非常に充実しており、実習をメインとした専門教育を行うことで20歳までに大学工学部とほぼ同レベルの専門的な知識と技術を習得することが可能です。
本校機械工学科4年生の生徒は、工学実験で自ら物理現象を検証して、理論予測の威力とその限界を学びます。また、夏休みには企業での校外実習(インターンシップ)で「実社会」を体験することができます。
さらに、高専卒業で準学士の称号が与えられ、専攻科に関しては学士の学位を取得することができます。
松江工業高等専門学校の学生寮【直野寮】
松江高専では、定員448名の「直野寮(なおのりょう)」と呼ぶ学生寮が本校敷地内に併設されています。
この直野寮は,学生の居室・事務室を収容する7つの建物からなり、それらの建物とは独立した寮生専用の食堂が併設されています。
充実した設備による安全性が確保された状況と共に、女子の寮生に対してより細かいケアが可能となっているのが特徴です。
寮内の居室には机・ベッド・戸棚が備え付けられており、補食室、談話室、集会室などの施設が整備されています。
このような環境の中で、寮生は1年から5年生まで、5歳の年齢差を感じさせないほど、和気あいあいと生活しています。
寮生で組織される寮生会の活動も活発で、寮祭・球技大会・カラオケ大会など沢山の行事を自主的かつ積極的に行っています。
松江工業高等専門学校の学費
松江工業高等専門学校の入学料は84,600円、年間授業料は234,600円となっています。
制服は黒とグレーをベースにしたデザインとなっており、男子はネクタイ、女子はリボンになっています。入学料と授業料以外に制服・教科書・体操服等の購入費用が別途必要です。
第1学年〜第3学年の通算36か月間を対称に就学支援金制度が用意されており、入学料と授業料が全額免除・半額免除、もしくは徴収猶予になる授業料免除制度の用意もあります。
奨学金制度
経済的理由により学費の支払いが困難な学生を対象にした奨学金制度が松江工業高等専門学校にも用意されています。
松江工業高等専門学校で受けることのできる奨学金は日本学生支援機構奨学生・島根県選奨生を始め、地方公共団体や民間団体が行っている奨学金制度等が挙げられ、選考に通れば利用可能です。
また、令和2年4月から世帯収入や資産の要件を満たした学ぶ意欲のある生徒を対称に、給付奨学金・授業料等減免所制度を受けることのできる高等教育の修学支援新制度の対象校になったため、修学支援新制度の利用もできます。
松江工業高等専門学校の就職
松江工業高等専門学校では、就職する生徒に対しては学校推薦という形式で就職のサポートをしており、企業からの求人依頼をもとに学校から生徒を推薦する形で就職活動を行っています。
松江工業高等専門学校を5年間で卒業した生徒は大学工学部レベルの知識・技術に加えて、多くの実験・実習などを経験しているため企業からの評価が非常に高く、求人倍率は20から30倍以上にもなります。
求人倍率30倍というのは1人が30社の企業から就職先を選択できるということです。
松江工業高等専門学校の進学率
松江工業高等専門学校を卒業したからと言って必ず就職しなければいけないと言うわけではありません。
卒業生の約4割は本校専攻科、もしくは国立大学工学部に3年次編入として進学しています。
本校専攻科の卒業を経た生徒の半数程度は国立大学の大学院に入学するなど、各個人の目標に合わせた選択ができます。
編入学は基本的にその大学の欠員を埋めるために行われているのですが、多くの国立大学で高専からの推薦入試枠が用意されるようになったため、欠員がない場合でも編入学の機会が設けられています。
編入学では試験日が違えば何校でも大学を受験することができますし、大学でも頭も手も動かせる高専からの編入学生は高く評価されています。
松江工業高等専門学校の偏差値は高い?難易度も解説
ここからは松江工業高等専門学校の偏差値と難易度について解説していきます。
松江工業高等専門学校の偏差値は60と比較的高い水準を誇っており、偏差値ランキングでは島根県内95件中6位、島根県内国立では1位となっています。
60という比較的高い偏差値を誇る松江工業高等専門学校の難易度も高く、最高倍率は2.7倍となっています。
ただ、国立高専の平均偏差値が61~62であることを踏まえると、入学しやすい国立高専の一つになっています。
松江工業高等専門学校の評判
ここでは松江工業高等専門学校の実際の評判について紹介していきます。
また同好会のようなものから、全国で優勝しているような部活まで、さまざまな種類の部活があります。
就職関しては、確率は99パーセント就職できます。
とにかく図書館がきれいなことが、読書をするにしても、勉強をするにしても、環境的にはすごくいいです。
みんなの高校情報<島根>
部活動は、バレー部、バスケ部、弓道部が県内でもベスト4レベルでバレー部なんかは全国高専大会6連覇など非常に素晴らしい記録が今もなお更新中です。
また、高専祭では県内の学園祭の中で一番規模が大きいと言い切れるでしょう。前夜祭では本当に盛り上がりますし、後夜祭ではビンゴ大会で景品はパソコンやアイパッドなど10万円相当の品が次々と並んでいます。ミスター高専、ミス高専などは他の学校からも注目が集まっています。
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上をみて生活してきたので、日々の勉強もまじめに取り組むことができました。専門的なことを勉強することが長いので、知識が豊富です。それはとても強みだと思います。
専門学校ナビ
勉強は少し大変かもしれないですけど、高専祭や様々なイベントがあり、他の高校では味わえないものがたくさんあると思います!
また、求人倍率は約20倍ぐらいで、かなり職にはつきやすいと思います。
夏、秋、冬にスポーツデーがあったり、10月には高専祭があり、学生が息抜きできる環境も整っています。
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以上のように専門的な内容を学びたい生徒、目的のある生徒にとっては専門的な知識を身につけることができるのでいい評判が多くあります。
しかし偏差値60と比較的高い水準を誇っているため、真面目に勉強をしないと赤点を取ってしまったり、希望する進路に進めなくなってしまう可能性もあるため、高校生活を遊んで過ごしたいという方は注意が必要です。
アルバイトやスマホの使用も許可されているなど、校則も厳しくなく、長期休暇では学校の敷地内に設置された合宿所で泊まりながら各部活動の練習をするなど、部活動も盛んな様子が見受けられました。
松江工業高等専門学校の対策方法
松江工業高等専門学校への進学を希望している方に向けて、対策方法を紹介します。
まず、松江工業高等専門学校では推薦選抜と学力選抜の2種類の方法があり、推薦入試では一定の条件を満たした生徒を対象に推薦書、調査書(335点満点)、筆記試験(数学)(200点満点)の成績並びに面接(135点満点)の結果を、合計670点満点で選抜が行われます。
学力検査選抜では国語・数学・英語・理科・社会の5教科の合計490点満点(数学・理科が2倍)の学力検査と335点満点の調査書(内申点)で判断されます。
この時の調査書の比重が国立高専の中では比較的高くなっているので、まずは通っている学校の定期テストや課題などに真剣に取り掛かり、日々授業態度にも気を付けることが大切です。
そして、学校の勉強に加えて松江工業高等専門学校の入試対策も並行して行なっていきましょう。
松江工業高等専門学校の入試対策は「飛高専塾」
飛高専塾では日本初のハイブリット型学習塾として【一般高校受験×国立高専受験】の2軸を兼ね備えており、少人数制の授業を通してお互いを刺激し合いながら密度の高い授業を行っています。
また、独自の「プレゼンテーション式学習法」を取り入れているので、普段学校でなかなか発言ができないという生徒も塾の授業を通して自己表現能力を身につけることができ、発表内容は宿題からランダムで割り振られるため宿題はもちろんのこと、発表のための準備を自らするようになります。
自己表現能力は面接のときに活かせるだけではなく、今後新しい入試制度が導入された時に必要になってくるなど、受験を突破するのに自己表現能力は欠かせない能力です。
さらに、学習した単元や内容をしっかりと理解できているのか確かめるために塾内オリジナル単元別テストの実施等も行っているため、学んだ内容をあやふやなまま進めるのではなく、しっかりと身につけたうえで勉強を進めていくので学力の底上げができます。
一般高校の受験対策と国立高専高校の受験対策の2つの軸で受験生のサポートをしているため、一般高校への受験を考えている方や国立高専への受験を考えている方、どっちも挑戦してみたいという全ての受験生におすすめです。
松江高専の偏差値と評判・難易度・対策方法|まとめ
社会で活躍できる実践的・技術的な知識・経験を身につけることができる高等専門学校の1つ、松江工業高等専門学校の特徴や進学・就職状況、偏差値や難易度に加えて対策方法まで紹介しました。
松江工業高等専門学校は専門的で実践的な学びを深めることができるだけでなく、海外の企業でインターンすることができるなど、貴重な体験をすることができます。
偏差値は60と比較的高く、推薦入試・学力検査選抜どちらの入試方法で受験をしても調査書(内申点)の点数配分が大きいため、受験対策に加えて日ごろから学校の授業や課題・テストを疎かにしてしまうと合格は難しいです。
そんな松江工業高等専門学校への合格を目指すには【一般高校受験×国立高専受験】の日本初のハイブリット型学習塾「飛高専塾」の国立高専進学コースがおすすめ。
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国立高専では一般的な高等学校と入試形式や出題形式・難易度が大きく異なるため、適切な対策を行うことが大切です。
飛高専塾では塾生以外でも申し込み可能な実際の入試問題レベルを想定した「国立高専模試」を実施しており、この模試を通して明確な学力を測り、細分化して分析した自分の苦手を把握することによって受験勉強に活かすことができます。
さらに、高専模試受験者を対象に実際に高専受験を突破した先輩と対面で交流ができ、高専受験に対する疑問や不安、実際に通ってみた感想など様々なお話をすることも可能です。
国立高専への進学を考えている方や悩んでいる方、松江工業高等専門学校への進学を検討している方はぜひ飛高専塾へご相談ください。
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