2023.3.27
飛高専塾『自己表現』への対応
飛高専塾 広島駅前本校 吉川先生
勉強が苦手な生徒でも分かりやすいよう"仕組みを徹底的に言語化"して伝えます! 問題の根本を理解することで、応用問題にも対応できる力を身につけて、本質的な学力向上が図れる指導を意識しています。 また、生徒一人ひとりとコミニュケーションを積極的に取りながら、一人ひとりの生徒と二人三脚で勉強に向き合い、『苦手を得意に』をモットーにご指導いたします。
令和4年8月15日、中国新聞さんの朝刊に2023年から導入される広島県の
新たな公立高校入試制度についての記事が書かれました。その記事の中で一早く、
「新入試制度に対応する学習塾」として飛高専塾で実施している対策授業を取材していただきました。
今回は、広島県の公立入試制度改革と飛高専塾の対策について書かせていただきますので、是非、ご覧ください!
広島県の公立高校入試改革ってどんなの?
現中学3年生から、広島県の公立高校入試制度は以下の大きな4つの改革が実施されます。
①成績の比重変化
②試験は1回勝負
③特色枠の設置
④『自己表現』の導入
①に関しては、これまでの入試制度では、当日の学力:成績=1:1であり、尚且つ、中1〜中3までの成績配分は一律になっていました。
しかし、今年度から当日の配点が
学力:成績:自己表現=6:2:2となり、また、各学年の成績比重においても、
中1:中2:中3=1:1:3と変化します。
これだけ見ると、中3だけ頑張ればいいと思うかもしれませんが、学力試験の比率が6割を占めており、学力試験をいかに高得点を取るかが合格の鍵になってきます。そして、その学力試験は中1〜中3までの全てが範囲となります。そのため、中1からきちんと『内容の理解』をしておくことが必要です。
次に、②ですが、これまでの公立高校入試では、面接や小論文を主とする選抜1と学力試験の選抜2の2つの選抜方法がありましたが、改革後は選抜1が撤廃され、
一次選抜における学力試験の一発勝負となります。
③の特色枠ですが、これまでも学校によって、英数の配点が2倍などがありましたが、その権限がより広がったものであり、各学校の校風などに合わせた試験問題の追加や採点など、基準の中でそれぞれの特色が用いられることになります。以下のUボタンは各公立高校の特色枠がまとめられた広島県のHPになります。各高校の特色枠においてはボタンをクリックしてご確認ください。
最後に④の『自己表現』についてです。
こちらが今回の改革の最大の目玉と言っても間違いないでしょう。どんな試験内容かというと、
1日目に『自己表現カード』を30分間で作成し、提出します。そして、試験2日目に自己表現カードを基に、
特技や将来の希望など自分自身についてを5分以内でアピールします。その後、検査官と3分以内でやり取りをするのが大まかな試験の流れになっています。
アピール内容は自由であり、いかに自分自身をアピールできるかがポイントになってきます。
飛高専塾が行う『自己表現』への対策ってどんなもの?
飛高専塾は最大、講師1:生徒8の少人数制授業を展開することで、
プレゼンテーション方式で『授業内で発表』を行う機会を設けています。
具体的にどのようなものかと言うと、宿題などで与えられた問題を1人につき1問ずつ問題を決め、その問題を解いた方法を前に立ち、他の生徒に解説をしてもらうというものになっています。
当塾は、この発表を通じて大きく2つの力が養われると考えています。
①『伝える力』と『聞く力』の向上
②『考察力』の向上
▷▷▷続いてはこの2点が向上するメリットについてお話させていただきます。
授業内で発表するメリットって何?
①『伝える力』の向上
発表では、
しっかりと全員に伝わる(理解できる)ように発表することを心がけてもらっています。そうすることで、生徒自身が理解してもらえるよう
伝わりやすい言葉を使ったり、話し方に抑揚をつけるなどして、伝達しやすい表現を模索して行ってくれています。これにより、人前で話すことに慣れるのはもちろん、どんな表現をすれば、より伝わるかを毎授業で考えるため、表現力の幅が大きく広がります。その結果、
『自己表現』の力を伸ばしていくことが可能となるのです。
②『考察力』の向上
より分かりやすい解説を行う上で最も重要な点は、
その問題をきちんと理解することです。
問題をしっかりと理解をして、自分の考えを明確にしておかなければ、人に上手く解説することは到底できません。そのため、より良い解説にするためには問題に対する深い理解が必要となるため、すべての事象において
『なぜ?』と疑問を持ち、考察することが必要になります。考察をしっかりして、理解することで、しっかりとした学力の定着が測ることができます。
特に、当塾の英語の並び替えなどでは、なぜその並びになるのか理由をつけてしっかりと考えていただいています。これにより全県模試の結果など、当塾生徒の英語力は県内を見ても有数なものとなっています。
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より明確な学力を図ることができ、高専合格に向けた指標となります。
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