2026.3.09
【高専受験】春から考える受験スケジュール

飛高専塾 広島駅前本校 伊藤先生
生徒に寄り添い、「出来ない」⇨「分かる」⇨「出来る」と、着実にステップアップをする事で勉強の楽しさを伝える事を意識しています。 苦手な部分を生徒とコミュニケーションを取り、分析して指導をする事で生徒自身が問題の根本を理解し、自分で考える力を養う事で、応用問題にも慌てずに対応出来るようご指導致します。
皆さんこんにちは!飛高専塾のDr.伊藤です!
今回は「春から考える高専受験スケジュール」というテーマでお話しします。
高専受験は、中学3年生の2月ごろに実施されるため、実は1年間の計画がとても重要な受験です。「まだ春だから大丈夫」と思っていると、秋以降に焦ってしまうケースも少なくありません。
また、高専入試はマークシート形式で実施され、記述式の問題は出題されません。そのため、知識の正確さと問題演習量が合格を大きく左右します。
この記事では、春から受験までの具体的な学習スケジュールを紹介しながら
・いつから何を始めるべきか
・どの時期に何を重点的に勉強するべきか
・保護者はどのようにサポートすればよいか
を分かりやすく解説していきます。高専受験を考えている生徒さん、そして保護者の皆さまの参考になれば嬉しいです。
高専受験は「早めのスケジュール設計」が合格の鍵
高専受験では、計画的な学習が非常に重要です。一般的な高校受験よりも早い時期に試験が実施されるため、「まだ時間がある」と思っていると準備が遅れてしまうことがあります。
特に重要なのは、1年間の流れを理解して勉強を進めることです。特に高専入試では、数学・理科の難易度が高く、出題傾向も他の公立、私立高校と大きく違うので、早めに計画を立てて学習することが大切です。
高専入試の基本スケジュールを知ろう
まずは、高専受験の大まかな流れを確認しておきましょう。一般的なスケジュールは次のようになります。
春〜夏
基礎学力の完成
夏〜秋
過去問演習・応用力強化
冬
総復習と得点力アップ
2月
入試本番
高専入試では、数学、英語、理科の科目を重要視するため、「傾斜配点」を設けている学校が多くあります。
そのため、5教科を満遍なくという選択より、積極的に数学、英語、理科の点数を取りに行く必要があります。
特に、数学や理科は難易度が高く、時間のかかる単元も多いため、早めの学習が大切になってきます。
なぜ春スタートが有利なのか
春から受験対策を始めることには、大きなメリットがあります。
それは、基礎学力をじっくり身につける時間があることです。
高専入試では数学・理科の比重が大きく、問題のレベルも比較的高めです。しかし、出題される内容の多くは中学校で学ぶ基礎知識です。
つまり、基礎をしっかり理解している生徒ほど有利になるのです。
春から勉強を始めることで、
・苦手分野を早めに克服できる
・演習時間を十分に確保できる
・過去問に取り組む余裕が生まれる
といったメリットがあります。早いスタートが、結果的に大きな差を生むのです。
春〜夏:基礎力を完成させる最重要期間
春から夏にかけては、高専受験において最も重要な期間です。この時期に基礎力を固めることが、秋以降の成績アップにつながります。
高専入試は、マークシート形式で実施され、記述式の問題は出題されません。しかし、だからといって簡単というわけではありません。正確な知識がなければ、選択肢の中から正解を選ぶことは難しいのです。
そのため、この時期は「問題演習」を増やし、理解度を上げていく学習を進めていくことが大切です。
数学・理科は中学内容を完全理解する
高専受験で特に重要なのが数学と理科です。これらの科目は、高専入試で得点差がつきやすい科目でもあります。
数学では、
・関数
・図形
・確率
・方程式
などの単元をしっかり理解することが重要です。
理科では、
・電気
・力学
・化学反応
・生物の基本知識
などが頻出分野になります。
この時期は、「なぜその答えになるのか」をしっかり理解しながら学習することが大切です。基礎を丁寧に固めることが、後の得点力につながります。
英語は語彙と文法を早めに固める
英語の勉強で大切なのは、語彙と文法の基礎です。英語の長文問題は、単語や文法を理解していないと内容を正しく読み取ることができません。
高専入試でも英語は重要な科目です。高専入試の英語は、マークシートのため、和訳や英作文が出題されません。そのため、文法の知識や単語力がそのまま得点につながります。
特に意識してほしいのは、
・英単語の暗記
・基本文法の理解
・短い英文の読解
です。
毎日少しずつ英語に触れる習慣を作ることで、秋以降の長文演習がスムーズになります。
夏〜秋:過去問演習で実戦力を高める
基礎力が身についてきたら、次のステップは過去問演習です。
マークシート式の試験であるため、似たような選択肢を選ばない、根拠をもって選択する力をつけることです。
つまり、
・問題を素早く理解する力
・正しい選択肢を見抜く力
・時間内に解ききる力
が求められます。過去問演習は、この力を身につけるための最も効果的な方法です。
過去問は秋から本格的に始める
過去問演習は、基礎がある程度固まった秋頃から本格的に始めるのがおすすめです。早すぎる段階で過去問に取り組んでも、理解不足で解けない問題が多くなってしまいます。
過去問演習を実施する際には以下の点に注意しましょう。
・時間を計る
・本番と同じ形式で解く
・選択肢の考え方を分析する
過去問を繰り返し解くことで、問題の傾向や解き方が自然と身についてきます。
間違い分析で得点力を伸ばす
過去問演習で最も重要なのは、間違えた問題の分析です。単に答えを確認するだけでは、実力は伸びません。
大切なのは、
・なぜ間違えたのか
・どこで判断を間違えたのか
・知識不足だったのか
をしっかり考えることです。間違えた問題を丁寧に復習することで、同じミスを防ぐことができます。
冬〜直前期:得点力を最大化する仕上げ期間
受験直前の冬は、これまでの学習内容を総復習する時期です。この時期に大切なのは、新しい問題をたくさん解くことではなく、これまで学んだ内容を確実に得点につなげることです。
本番を想定した演習で時間配分を練習
本番で実力を発揮するためには、時間配分の練習が欠かせません。模試や過去問を使って、制限時間内で問題を解けるような練習を行いましょう。
特にマークシート試験では、時間の使い方が結果を左右します。本番を想定した演習を繰り返すことで、落ち着いて試験に臨むことができるようになります。
直前期は弱点分野の最終チェック
受験直前期は、苦手分野を重点的に確認することが大切です。この時期に新しい参考書に手を出すのではなく、これまで使ってきた教材を復習することが効果的です。
これまで間違った箇所や過去問の頻出分野から間違いやすい、出題されやすい単元に絞って学習を進めていくのが大切になってきます。
保護者ができる受験サポート
高専受験は長期間の努力が必要な受験です。そのため、生徒本人だけでなく、保護者のサポートもとても重要になります。
特に中学生は、勉強へのモチベーションが上下しやすい時期でもあります。保護者が適切に関わることで、安心して勉強に集中できる環境を作ることができます。
学習環境を整えることが第一歩
家庭でできる最も大切なサポートは、学習環境を整えることです。
例えば、
・静かに勉強できる場所を作る
・スマートフォンの使用時間を管理する
・勉強時間を決める
といった工夫が効果的です。勉強に集中できる環境があるだけで、学習効率は大きく変わります。
子どもの努力を認めてあげる
もう一つ大切なのは、子どもの努力を認めてあげることです。
受験勉強では、思うように成績が上がらない時期もあります。そんな時に、保護者が結果だけを見てしまうと、子どものモチベーションが下がってしまうことがあります。
「頑張っているね」、「前よりできるようになったね」といった声かけが、子どもの大きな支えになります。
まとめ
高専受験では、春から計画的に学習を進めることが合格への近道です。春〜夏は基礎固め、夏〜秋は過去問演習、冬は総復習という流れで勉強を進めていきましょう。
飛高専では、高専受験に特化した指導で、多くの生徒が志望校合格を実現しています。もし受験対策で不安がある場合は、ぜひ早めに相談してください。
春からのスタートが、未来の合格につながります。一緒に頑張っていきましょう!







