2023.11.17
東京工業高等専門学校の偏差値は?評判や難易度・対策方法も解説
飛高専塾 広島駅前本校 吉川先生
勉強が苦手な生徒でも分かりやすいよう"仕組みを徹底的に言語化"して伝えます! 問題の根本を理解することで、応用問題にも対応できる力を身につけて、本質的な学力向上が図れる指導を意識しています。 また、生徒一人ひとりとコミニュケーションを積極的に取りながら、一人ひとりの生徒と二人三脚で勉強に向き合い、『苦手を得意に』をモットーにご指導いたします。
高等専門学校(高専)は中学校卒業後の15歳の才能あふれた若者を受け入れ、本科5年一貫教育によって高度な専門性をもつ技術者を育てる高等教育機関です。
全国に国立・公立・私立を合わせると58校(国立は51校)あり、その総学生数は5万人を超えます。
また高専も学校によって偏差値や難易度・入試倍率が異なります。
今回は東京都に校舎を構える国立高等専門学校の1つ「東京工業高等専門学校」の偏差値や評判、難易度について解説していきます。
記事の後半では東京高専の対策方法について紹介するので、東京高専への進学を検討している方、東京高専を志望校にしている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
東京工業高等専門学校
東京工業高等専門学校は、東京都に校舎を構える国立高等専門学校の1つです。
学校名 | 東京工業高等専門学校 | |
---|---|---|
住所 | 〒193-0997 東京都八王子市椚田町1220-2 | |
電話番号 | 042-668-5111 | |
設置学科 | 機械工学科、電気工学科、電子工学科、物質工学科、情報工学科 |
東京高専では、高度で実践的な科学技術を学ぶことができます。
しかし、信頼される人になるには、授業で知識や技術を身につけるだけではなく、チームワーク、コミュニケーション能力、豊かな感性、そして、平常心といった素養が必要です。
これらは、クラブ活動やコンテストなど実体験の伴うチャレンジによって養うことができます。
高専では、毎年、全国高専ロボコンの他、多くのコンテストが行われています。もちろん、体育系や文化系のたくさんのクラブ活動もあります。
東京工業高等専門学校の特徴
東京高専は、準学士課程(本科)5年間に亘る一貫教育を通して,ものづくりの基盤を支える技術者に要求される基礎学力と高い専門知識を身につけ,創造性と実践力に富み,豊かな教養と人間性,国際性を備え,社会に貢献できる人材を育成する。専攻科では,他分野の専門的基礎を学ぶ融合型教育を通して,複眼的視野をもつ人材の育成を目指しています。
東京工業高等専門学校の学生寮
男子寮と女子寮があり、留学生を含んだ多くの学生がこの寮で生活しています。本校の学生寮は、共同生活を通じて他の学生との人間関係を大切にしながら、自立・協調・奉仕の精神を養い、人間形成をはかることを教育目標としています。
また、寮生が共同生活を自立的に行うため寮生会のもとに楽しい行事が年間を通して行われ、上級生と下級生との親睦の場となっています。
東京工業高等専門学校の学費
東京工業高等専門学校の入学料は84,600円、年間授業料は234,600円となっています。
他に、制服・教科書教材費等が別途必要になります。
授業料は、在籍36カ月の期間について申請により就学支援金の支給が認められた場合、世帯の課税額に応じて減額される制度があります。
奨学金制度
経済的理由により学費の支払いが困難な学生を対象にした奨学金制度が東京工業高等専門学校にも用意されています。
東京工業高等専門学校で受けることのできる奨学金は日本学生支援機構奨学生や県、市及び財団法人等による奨学金制度が数種あります。
その中で、高校生等奨学給付金制度は全ての高校生等が安心して教育を受けられるよう、非課税世帯を対象に、教育に必要な授業料以外の経費(修学旅行費、教科書費、教材費、学用品費、通学用品費、校外活動費、生徒会費、PTA会費、入学学用品費等)を支援する高校生等奨学給付金を支給します。
なお、この制度による給付金の返済は不要です。
次に高等学校等就学支援金制度についてですが、家庭の状況にかかわらず、全ての意志ある高校生等が安心して勉学に打ち込める社会をつくるため、国の費用により、生徒の授業料に充てる高等学校等就学支援金を支給し、家庭の教育費負担を軽減するものです。こちらも返済は不要です。
就学支援金は学生本人(保護者等)が直接受け取るものではありません。
学校が学生本人に代わって国から就学支援金を受け取り、授業料に充当するものです。授業料と就学支援金との差額分については学生本人に負担していただくことになります。
東京工業高等専門学校の就職
学生の多くが進路として選択するのが企業への就職です。
毎年、多くの企業からの求人があり、東京高専の求人倍率は非常に高く就職率もほぼ100%です。
就職先は、民間企業がほとんどですが、公務員になる卒業生もいます。
東京工業高等専門学校の進学率
東京工業高等専門学校を卒業したからと言って必ず就職しなければいけないと言うわけではありません。
卒業生のうち約4割が進学を希望し、高専の専攻科に入学、または大学の3年生に編入します。
ほとんどの大学には高専からの編入制度があり、推薦と学力試験によって選抜されますが、高専でよく勉強をしていれば比較的容易に編入できます。
試験日が異なるので多くの大学を受験することが可能です。さらに、2年間の専攻科を修了して、大学院へ進学する学生も少なくありません。
東京工業高等専門学校の偏差値は高い?難易度も解説
ここからは東京工業高等専門学校の偏差値と難易度について解説していきます。
東京工業高等専門学校の偏差値は64となっており、偏差値ランキングでは東京都内619件中81位、東京都内国立では7位となっています。
全国にある高専の平均偏差値は62.2と言われており、64の偏差値である東京工業高等専門学校の偏差値は比較的高い高専といえます。
東京工業高等専門学校の評判
ここでは東京工業高等専門学校の実際の評判について紹介していきます。
とても変わった人が沢山いるけれどなにげに面白い。
運動が苦手な人でも大丈夫!
とにかくでかい
校風がとっても自由なので中学までの堅苦しい校則が嫌いなら是非来た方がいい
みんなの高校情報<東京>
みんなの高校情報<東京>
以上のように専門的な内容を学びたい生徒、目的のある生徒にとっては専門的な知識を身につけることができるのでいい評判が多くあります。
しかし、真面目に勉強をしないと赤点を取ってしまったり、希望する進路に進めなくなってしまう可能性もあるため、高校生活を遊んで過ごしたいという方は注意が必要です。
アルバイトやスマホの使用も許可されているなど、校則も厳しくなく、長期休暇では学校の敷地内に設置された合宿所で泊まりながら各部活動の練習をするなど、部活動も盛んな様子が見受けられました。
東京工業高等専門学校の対策方法
最後に東京工業高等専門学校への進学を希望している方に向けて、対策方法を紹介します。
まず、東京工業高等専門学校では推薦選抜と学力選抜の2種類の方法があり、推薦入試では一定の条件中学校第3学年の9教科の評定値(令和 5 年12月31日時点の評定値)がそれぞれ5段階評価で合計 36 以上、かつ、数学、理科及び英語の評定値がそれぞれ4以上であること。を満たした生徒を対象に調査書(内申書)と面接の総合判断で選抜が行われます。
そして、東京工業高等専門学校の学力選抜は4教科(社会以外)の学力検査の点数と内申点の合計点を評価して行います。
学力検査、調査書の配点は学力検査:調査書=7:3の割合となっています。
調査書及び当日点の両方において数学には傾斜配点がかかっています。
東京工業高等専門学校の入試対策は「飛高専塾」
飛高専塾では日本初のハイブリット型学習塾として【一般高校受験×国立高専受験】の2軸を兼ね備えており、少人数制の授業を通してお互いを刺激し合いながら密度の高い授業を行っています。
また、独自の「プレゼンテーション式学習法」を取り入れているので、普段学校でなかなか発言ができないという生徒も塾の授業を通して自己表現能力を身につけることができ、発表内容は宿題からランダムで割り振られるため宿題はもちろんのこと、発表のための準備を自らするようになります。
自己表現能力は面接のときに活かせるだけではなく、今後新しい入試制度が導入された時に必要になってくるなど、受験を突破するのに自己表現能力は欠かせない能力です。
さらに、学習した単元や内容をしっかりと理解できているのか確かめるために塾内オリジナル単元別テストの実施等も行っているため、学んだ内容をあやふやなまま進めるのではなく、しっかりと身につけたうえで勉強を進めていくので学力の底上げができます。
一般高校の受験対策と国立高専高校の受験対策の2つの軸で受験生のサポートをしているため、一般高校への受験を考えている方や国立高専への受験を考えている方、どっちも挑戦してみたいという全ての受験生におすすめです。
東京高専の偏差値と評判・難易度・対策方法|まとめ
社会で活躍できる実践的・技術的な知識・経験を身につけることができる高等専門学校の1つ、米子工業高等専門学校の特徴や進学・就職状況、偏差値や難易度に加えて対策方法まで紹介しました。
米子工業高等専門学校は専門的で実践的な学びを深めることができるだけでなく、海外の企業でインターンすることができるなど、貴重な体験をすることができます。
偏差値は58と高専内では低いですが、学力検査で使用する問題は他高専と同じであるため、適切な受験対策が必要です。
そんな東京工業高等専門学校への合格を目指すには【一般高校受験×国立高専受験】の日本初のハイブリット型学習塾「飛高専塾」の国立高専進学コースがおすすめ。
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国立高専では一般的な高等学校と入試形式や出題形式・難易度が大きく異なるため、適切な対策を行うことが大切です。
飛高専塾では塾生以外でも申し込み可能な実際の入試問題レベルを想定した「国立高専模試」を実施しており、この模試を通して明確な学力を測り、細分化して分析した自分の苦手を把握することによって受験勉強に活かすことができます。
さらに、高専模試受験者を対象に実際に高専受験を突破した先輩と対面で交流ができ、高専受験に対する疑問や不安、実際に通ってみた感想など様々なお話をすることも可能です。
国立高専への進学を考えている方や悩んでいる方、東京工業高等専門学校への進学を検討している方はぜひ飛高専塾へご相談ください。
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